立て詰襟について、
旧陸軍の明治期から昭和5年軍服までの戦闘服と
しても使う歴代軍服上衣に立て詰襟が取り入れられて
います。大体同時期の諸外国軍服も立て詰襟を採用して
いる軍服が多いです。
それは首の防御を考慮してですか?
それとも単に見栄え、ファッションですか?
ファッションならそこまでですが、
もし、防御の意図があったのであれば、防御の役に
立ちましたか?もちろん、首をむき出しよりはましですが、
立て詰襟の強度では、弾や砲弾の破片は防げない。
銃剣(槍)に対する防御だと、敵は首より胴体中央を
刺そうとするのではとか、
軍刀サーベルだと、敵はやはり、胴体を刺そうとするか、
肩・頭めがけて振り下ろしてくるかではないかと思い
ました。