日本海軍の航空部門は、日本の基礎科学力、基礎工業力、生産能力、部品精度、整備運用能力などを無視し、
身の丈に合わない凄いハイテク兵器を求めて失敗する特性があるように思う

艦上爆撃機(急降下爆撃機)と艦上雷撃機との統合は、
2500馬力を超えるライトR-3350エンジンと天才エド・ハイネマンによって初めて実現できる代物であり、
昭和10年代の日本の技術力や生産基盤でとても実現できる代物ではない

他にも、整備・運用に課題がある液冷エンジンの艦爆の開発に固執し、
旧式化した九九艦爆の運用を続けざるを得ない状況を招いてしまった