自民・世耕議員 裏金疑惑で聴取した岸田首相を国会で“ガン無視”の逆ギレ
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裏金事件の動向が注視されるなか、
SNSでは参院本会議で世耕氏が岸田首相に見せた“逆ギレ態度”にも関心の目が向けられていた。

注目を集めているは、討論のあとに行われた出席議員による記名投票の場面だ。
名前を読み上げられた議員たちは、次々に演壇に木札を持参。
投票を終えると、議長の近くに座る岸田首相に頭を下げて自らの席に戻っていった。

世耕氏も名前を呼ばれると、他の議員と同じように投票をしたが……。
なんと岸田首相には頭を下げることはなく、素通りして席に戻っていったのだった。

岸田首相は唇を固く結び、眉間にしわを寄せて小さく何度も頷いていた。
その表情はまるで、何かを堪えているような様子にも見えた。

「世耕氏といえば、以前から岸田首相に対して批判的でした。
昨年10月には参院本会議の代表質問で、岸田首相に『リーダーとしての姿が示せていない』と異例の苦言を呈したことがありました。
その後もジャーナリスト・桜井よしこ氏(78)との月刊誌での対談で、
岸田首相の指導力について『言葉に情熱を感じない』と“ダメ出し”をしていました。

ですが現在は裏金事件によって、自らが窮地に陥っています。
自民党は撤回したものの、“3月会合”の存在に言及したことは事実。
岸田首相の追加聴取によって、いっそう疑惑の目が向けられてしまった形です」(前出・全国紙記者)