太平洋戦争で旧日本陸軍の主力戦闘機だった「飛燕」のレプリカが完成 GWから一般公開
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太平洋戦争で旧日本陸軍の主力戦闘機だった「飛燕」が、レプリカで蘇りました。一般公開を前に、岡山県浅口市の展示場で特別見学会が開かれました。



太平洋戦争で闘った戦闘機のレプリカがお披露目されました。浅口市のドレミコレクションミュージアムに展示される「飛燕」は、「川崎重工」の前身「川崎航空機」が太平洋戦争中に製造した旧日本陸軍の主力戦闘機です。倉敷市でオートバイ部品の製造・販売を行う「ドレミコレクション」の武浩社長が、ネットオークションで落札した機体をもとに精密に再現し、公開に向けて展示場を整備しました。

(ドレミコレクション 武浩社長)
「がむしゃらに今日までやって今日を迎えることができてほっとしてます」

(レプリカを製作した日本立体 齊藤裕行社長)
「一枚の板から曲げたり削ったりしてゼロから作りました。こんなたくさんの人が集まって見てもらってとてもうれしいです」

ともに展示されているオリジナルの機体は、当初は再生が検討されていましたが、初期型の希少なものとわかり、保存されることになりました。

この機体を操縦していた垂井光義大尉は不時着の後に、米軍の機銃掃射に遭い戦死しました。きょう(26日)はその甥も訪れました。

(飛燕パイロットの甥 垂井長治さん)
「(機体を)持って帰ってこられて、こうしてこれをもとにしてこのような立派なものを作られて、本当にありがとうございます。本当に光義(叔父)も大変喜んでいると思います」