ビクターが「WiZMUSIC」発表。頭外定位音場測定と専用ヘッドホンのパッケージで30万円から
http://www.stereosound.co.jp/news/article/2017/05/11/56451.html
JVCケンウッドは、ビクターブランド90周年を記念した商品として、頭外定位音場の個別測定、補正技術「EXOFIELD」(エクソフィールド)と専用ヘッドホンおよび、周辺機器をパッケージした「WiZMUSIC」(ウィズミュージック)を発表した。

 パッケージは2種類あり、上位の「WiZMUSIC90」(¥900,000、税込)は、300台限定のプレミアムパッケージで6月24日に予約販売を始める。
レギュラーパッケージの「WiZMUSIC30」(¥300,000、税込)は、7月下旬に販売開始予定。製品が届けられるのは10月上旬の見込み。

EXOFIELDは、3月に発表された同ブランドの独自技術で、あたかもリスニングルームのスピーカーから音を聞いているような音場感覚で、ヘッドホンリスニングを実現するもの。
そのため、ひとりひとりの耳の中にマイクを設置してその人の聴こえ方を計測、スピーカーの音や部屋の響きといった音場感をまるごとデータ化する。これは、同じ部屋にいても音の聴こえ方は人によって異なるため。
そのデータをもとに対応するヘッドホンの出力を、音場が再現されるよう対応アプリでチューニングを施す。

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http://www.stereosound.co.jp/review/article/2017/03/14/54610.html