P「うわあああん!!」 貴音「泣いてるのですか?」
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P「うえええええええええええええん」
貴音「ふむふむ……」
P「げっふっは……うぇぇえ……」
貴音「なんと……特定のアイドルがグレたと!!」
P「うはあああ……ぐすん……」
貴音「あの美希がそんなことを言ってたのですか!?」
美希「千早さん、あそこで泣いてる男がいるのwww」
千早「大の男が大泣きしてバカじゃないのwww」
雪歩「ふぇぇ」 超久しぶりの更新……!!
P「うっす」
社長「こんばんわ」
伊織「ソニーの高級ヘッドホンのMA-900と」
貴音「オーテクの低価格ヘッドホンアンプAT-HA21を」
雪歩「オンキヨーのCDレシーバー、CR-555で」
P「音楽CDを聴いたらどうなるのか!!」
社長「どうなるのか!!」
一同「どうなるのか!!」
P(……半年以上更新してなかったのか)
伊織(PがトーシバのノートPCを買ったので更新し放題ね)
雪歩「保守してくれた皆さん、ありがとうございます」 社長「レビューする前にいくつか質問させてもらうよ?」
P「うす」
社長「今まで高額なヘッドホンを買わなかった君が
MA900を買った理由はなんだね?」
P「主にハードロックを聴くためです。
実はコンポにはヤマハ製のサブウーファーを導入したのですが、
スピーカー環境だと家族に迷惑だと思いまして」
伊織「低音もそうだけど、エレキの高音とかやばいもんね」
社長「まったく余談になるが、彼の親父殿は自宅で
アコギの練習をしては母上殿に怒鳴られてるらしい」
雪歩「いつサブウーファー買ったんですか?」
P「今年の6月だったかな?
デノンとオンキヨーのコンポに接続できるようにしてある」
伊織「そっちのレビューもしないといけないわね」
P「他にも変化があるぞ。ソニーのヘッドホンでMA500、
ビクターのRX900も買ってるからな」
社長「相変わらず無駄にオーディオ機器を増やしてるようだね」 伊織「あんた、MAシリーズは500と900を持ってるのね」
P「おう」
貴音「500は現在製造中止になっております」
P「良い機種だと思うんだけどなぁ。対抗馬のAD500Xに勝てなかったのか?」
雪歩「そんなに良いヘッドホンなんですか?
ドライバーも40ミリですし、軽量化しすぎて本体も
どちらかというと安っぽい感じが……」
P「総合評価だと、フォスのTH-7と互角クラス。
リスニングを目的にするなら俺の持ってるヘッドホンだとトップかな」
社長「ほう。RX900を持ってる君がそこまで言うとはね。
音質だけではなく装着感やインピーダンスを含めた評価だね?」
P「はい。ほぼすべての音楽を一定のレベル以上で鳴らせます。
ソニーのチューニングは限りなく万能に近いと思ってます」
P「実は、現在ソニー製品に注目してまして、半年前にXB600を買いました」
社長「あー、あの低音がドンドン出るタイプだね」
伊織「低音厨にはたまんないのよね」 貴音「さて。話を戻してMA900ですが、エージングはしたのですか?」
P「え?」
貴音「えっ」
P「してないよ」
一同「!?」
P「まだ途中なんだ。ざっと8時間くらいかな。ちなみに昨日通販で買った」
社長「きみぃ。ふざけてるのかね?
それではまだ鳴らし始めの段階だ」
P「はい。正直現状ではRX900に毛が生えた程度の音質です。
経験上、まったく性能を生かせてないのを自覚してます」
伊織「じゃあ、なんでレビューしようと思ったのよ!!」
P「買ったばかりの音質が、いかに高級ヘッドホンにとって
無意味なのかを力説したくて……」
社長「ええい!! 言い訳はいいから視聴を始めたまえ!!」
CR-555→HA21→MA900 CDはジェフベックのワイヤード
(レシーバーのボリューム18)(HA21のボリュームつまみは9時の位置で固定) 社長「ぬうっ……!?」
伊織「あれ……?」
上の2名が感じた違和感の正体とは?
まず、Pのヘッドホン視聴でヘッドホンアンプを使ったのは初である。
まず、音像がでかい。消え入りそうなシンバルの弱音とか、
リズムセクションを担当してるギターとかベースの音が、
より具体的にはっきりと描かれてる。
ちなみに、MA900のドライバーは70ミリという規格外のものである。
フルオープン・エアという構造を用いており、広大な音場を描く(予定)
P「ま、買ったばかりじゃこんなもんだよ。
視聴機で聴いた時より音場が狭いし、まだまだ分解能も足りないな」
貴音「しかしヘッドホンアンプの力はすごいものです。
楽器がまるでそこに存在するかのように描かれます。
最新の絵の具で絵画を塗りなおしたかのような印象を受けます」
雪歩「エレキギターの位置がすごい高いですね。
オンキヨーの音場表現がヘッドホンにも生かされてる感じです」 ヘッドホンをエージング40時間を超える、RX900に変えたらどうなるのか?
同じ曲を視聴(ボリューム18)
社長「うわあああああああ!! 音のアタック感が違うぞ!!」
伊織「ギターにエフェクトをかけてる感じがすごい伝わってくるわ!!
音色が!! 音色が根本的に違う!!」
貴音「現れては消えていく、このシンバルとハイハットの響き!!」
雪歩「伴奏のギターのゆがんだ感じの音、
ドラムの連打も低価格ヘッドホンとは思えない解像度ですぅ!!」
P「思わず書いてる手が止まるほどのリアルさだね。
ウッドコーン同様のビクター驚異の技術。
原音探求の理念が生かされてる傑作機だ」
社長「うむ!! ベースもごり押し感は全くなく、本来の
エレキベースの音色や演奏の良さを伝えようとしてるのが良くわかる!!」
P「このアルバムを聴いただけでも一つの確信が持てる。
ビクターというメーカーは音ではなく『音楽』を知ってる
オーテクやソニーの低価格商品じゃこういう音は作れない」 ヘッドホンを(エージング60時間を超える)MA500に変更 (ボリューム18)
伊織「すごい……!! 旋律をひいてるギターがここにいて、
ドラムはここ、ベースはここって感じで……なんていうか、
音の位置がはっきり決められてる」
P「ソニーは基本的にこういう楽器の並べ方をする。
このアルバムはインストだが、ボーカルものだと
歌手、ギター、ベース、キーボードといった風に
指定された場所に位置させる」
社長「実はこの話、ガチだよ?
BA型イヤホンの開発秘話で技術者が紙面で語ったらしい」
P「現に俺の持ってるイヤホンでEX300(生産中止)、
ヘッドホンのXB600もこういう表現をする」
社長「ところで1Rシリーズはマスタリングスタジオの音を再現してるらしいが、
やはりスタジオを意識した音つくりをしてるからか、
はたまたライブのような音を意識してるかだろうね」
雪歩「まさにバンドの真ん中に突っ込む、聴き方なんですね」
P「RX900も立体的な表現をするが、MA500はもっとすごい。
アンプの力もあるが、頭の周りにバンドが半円状に並ぶイメージだ」 伊織「さっきから低価格ヘッドホンの宣伝になってるじゃない。
MA900はどうするのよ?」
P「エージングが終わってから本領発揮だな。
それまで別製品のレビューをしようじゃないか」
貴音「どうやらエージングが終わってない商品をレビューすることの
無意味さを説明するために茶番をしていたようです」
P「くれぐれもネットレビューに気を付けてください。
MA900は定価で3万ほどします。あたりまえですが、
このクラスの製品になると使いこなすのに
それなりの経験が必要になります」
社長「さらに音源やアンプの有無、聞いてるジャンルなども
明記しなければレビューの信憑性が薄いというわけだね」
P「仮にですよ? 俺が初心者だったとしたら、
MA900を酷評したことでしょう。通販で1万5千円も払った意味はないと」
P「だがな、買ったばかりで音が悪いのは、M39システムも
CR-555のスピーカーも、みんないっしょだ!!」
雪歩「今回は茶番に時間をかけましたね」
P「すまん」 伊織「で、MA500はマルチメディアヘッドホンのようね」
P「実はジャズ、フュージョン、クラシック、アニソン、JPOPなど、
特に不得意とするジャンルはないな。おまけに映画にテレビも
ばっちりだ。コスパはTH-7より上位だと考えてる」
伊織「過去最高ってことじゃない」
雪歩「ギターの音色とか残響とか、RX900の方が上って感じしましたけど」
社長「間違いなく上だろうね。しかしこの装着感はどうだろう?
フレキシブル・イヤーパッドか。素晴らしいじゃないか」
P「人間工学に基づいてるようですね。さすがソニーの技術です。
ヘッドホンが頭に装着する装置である以上、
音質以上に装着感が重要なのは多くの人が同意することでしょう」
伊織「重量も230ぐらいよね? おまけに解放型なので
蒸れないし、大音量でも耳に優しいわ」
P「ハイファイ的な聴き方をするんだったら、RX900なのが間違いなく上だ。
オーケストラを聴くと、弱音部のクラリネットやフルートですら
美しく描いてくれるのは素晴らしい。弦楽器の音色も文句なし」
社長「ソニーのすごいところはアニソンのようなローファイ録音ですら
しっかり分解して描くところか。アニソンとかAKBでも
横方向に音が広がって聴こえるよ。シンセの切れもあるし、
スピード感にも不満はない。声の再生も十分すぎる」 貴音「どうしてRX900なのですか?
後継のRZ900が発売されておりますが」
P「たまたまRZが発表される直前に買っちまったんだよ!!
タイミングが悪かったぜ!!」
P「話を戻すぞ? RX900は装着感は優しいけど重量が重すぎるし
(350グラムオーバー) インピが高いのでPC直差しではさすがにきつい。
実はCDレシーバークラスでも直だとほとんど生かしきれない」
社長「ヘッドホンアンプを挟むと音場とか完全に別物になるね。
CR-555は相当な広域再生ができるが、
たとえば高音にリバーブエフェクトが多用される曲とか
聴くと、余裕で頭のてっぺんを超える勢いで音が広がるね」
雪歩「言い忘れましたけど、今まで聴いたのはダイレクトはオフです。
オンキヨー特有の華やかな音色がビクターとマッチするそうです」
P「面白いのはここなんだよ。ヘッドホンとはいえ、音の源のレシーバーが
同じだからスピーカーで聴いた時と音場表現がよく似てる。
あの、上方向に三次元的に広がっていく感覚が味わえる」
貴音「RCD-M39に接続すると、中低音のどっしりした感じとか、
左右方向への広がり(奥行き)などメーカー特有の味付けが
分かるそうです」
社長「両メーカーともD/Aコンバーターが優秀だから
CDの音の鮮度が非常に高い。音の源泉だよ。
他社の同価格帯のコンポにはまず負けてないだろう」 雪歩「たとえばYOUTUBEの音源とはかなり音が違いますよね?」
P「俺はDACを入れずにPCをライン出力からレシーバーに接続してる。
かなり劣悪な環境といえるが、その場合だと
CR555で聴くCDの音質が10だとすると良くて6くらいだな」
社長「アンドロイド直差しなんてもっとやばい。
まず低域すらまともに再生できてないから
リズム帯域がうすっぺらい」
伊織「めっちゃ低いわね。圧縮音源とは具体的にどう違うのよ?」
P「音の厚み。声とか、ウッドベースとかの存在が違うのよ。
ああ、やっぱりCDなんだなって思える」
貴音「あまり言いたいことが伝わってきませんが、
Pはハイレゾ音源は試しておられるのですか?」
P「まったくもって未体験です。はっきりいってCDばっかり聴いてた人間だもん。
もちろんレコードなんて聴いたこともない」
社長「なにせ彼が生まれたころにはCDプレイヤーが普通に売られてたからね。
まあ世代の違いだからしょうがないが」
貴音「現在発売してるXBシリーズは、アウトドア用を
意識したデザインになってるようすです」
伊織「急に話題が変わったわね」 P「エキストラベースは、まさにスマホやウォークマンに向けの
音作りといっていいよ」
雪歩「重低音をしっかり鳴らしてくれますよね。
小型端末が苦手とする音域をそっくりカバーですか」
P「たとえば、うちのM39に繋いだら爆低音を通り越してもはやキチガイだ」
伊織「デノンにXB600とか想像するだけで寒気がするわ」
P「形状といい、据え置き装置には向いてないといっていい。
もちろん自宅でウォークマンやIPODで聴く人もいるだろうから、
そういう人にはぴったりだ。PCでもそこそこ使えるけど確実に耳が疲れるね」
社長「なにより装着感が素晴らしいじゃないか」
P「そうなんですよ。ソニー製品の装着感の良さといったら!!
全身全霊を込めて絶賛しますよ!!」
伊織「このイヤーパッド、ふかふかね。耳乗せ型って普通は
側圧が強くて長時間使用には向かないのに、全然耳が痛くならないわ」
貴音「ヘッドバンドもソフトタッチ。本当によく考えて作ってあります。
軽量、耳乗せ型としては間違いなく国内トップクラスかと」
雪歩「あのー、一つ気になったんですけど?」
P「なんだ?」 雪歩「一つ前の世代のエキストラベースってクラブサウンドを再現を
めざしてましたよね?」
P「くわしいな。もちろん本作もそのコンセプトは変わってないみたいだ。
今回からはクラブ以外のジャンルも意識した傾向だが」
雪歩「たとえば、PCからヘッドホンアンプに繋いで、
XB600を聴いたらどうなるんですか?」
P「エレクトロニカとか、テクノを聴くんだったらそれはすごい迫力になるさ。
特に高域のあのサイケデリック?な感じとかよく表現できてると思うよ」
雪歩「ロックとかジャズは?」
P「アウトドア用なので明らかに音場が狭い。
あとベースが出しゃばりすぎ。もっというとな。別にテクノを
聴くのだってMA500で十分すぎるよ?」
社長「そもそもアンプのHA21は低域を底上げをするので、
MA500やRX900でも十分な迫力が出る。こういうのが
ヘッドホンのポテンシャルを発揮させるって言うんだろうね」
貴音「余談ですが、アンプの標準プラグは別売りのオーテク製品を
使っていまして、ハードオフで900円くらいしたようです」
P「いつも話の流れを読まないが、視聴を始めるぞ」
エクスペリア→XB600 WAVファイルで取り込んだ、クインシージョーンズの曲を再生 社長「うむ……ビートがすごいな!!
本当にサブウーファーを意識した音になってる!!」
伊織「内臓に重低音をぶち込んでる感じ!!」
貴音「そして楽器は横方向に綺麗に分離し、底を重低音が支えてますね。
高音も出ないわけじゃなく、ある程度は音楽を盛り上げてくれます」
雪歩「この無理なく音が広がる感じ、やっぱりテクニカとは違いますね。
テクニカのWS55だと前に音が広がりませんでした。ソニーは立体的です」
P「もちろんテクニカだってノイズのなさとか上下方向の広がりとか
良いところはたくさんあるけどな。まあ好みの問題だよ」
社長「ウォークマンアプリで視聴してるわけだが、
Winampはもう少しハイファイ寄りになるね。
Pはオーディオ的に高音質でも面白味のない音は好きじゃないそうだ」
P「本音をぶっちゃけるが、日本のヘッドホンメーカーで
一番音楽的に感性豊かなのはビクターとパイオニアだと思う。
でもインドア用で解放型を作る技術がないみたいだからなぁ」
伊織「Pはソニー信者というわけじゃないのね。現段階で
総合的に最も高く評価してるのがソニーというだけみたいね」
雪歩「これだけヘッドホンを買ったPが
音だけの評価ですごいと思えるのがビクターとパイオニアですか」 P「うん。だからオンリーワンってわけじゃなくて、
サブでいいからRZ(RX)900は持ってて損はないと思うんだ。
音楽のジャンルで好き嫌いしちまう困ったやつだけど、魂こもってるよ」
伊織「あんた、パイはMJシリーズのしか持ってないじゃない」
P「いやあ、それでも音の表現は別格だったよ。
ロックとかジャズとか、アウトドアで聴いても楽しいもん。
理屈じゃないんだよ。楽しいんだ」
社長「音を聴くのではなく、音を楽しむか」
P「ソニー製品は頭の良い人たちが設計して作ってるのがよく分かるよ。
マーケティングも含めて国内トップの頭脳を集めてるだろう。
今は赤字経営らしいが、これほどの製品を作れるんだから
世界トップクラスの技術を持ってるのは間違いない」
P「でもさ、スタジオを持ってるソニーでさえ、
音楽的に優れてるかというと少し疑問だな。音楽は理屈じゃない」
社長「たとえばエレキギターを聴いて、これはどこのメーカーで
エフェクターはこういう風に使っていて、とか考える。
それは感性で聴いてないということだ」
P「これがビクターだと、理屈とか関係なく良い演奏だなって思える。
演奏の良さを直で伝えるって難しいことなんじゃねえのかな。
作り手側が楽器のことをよく知ってるんだなって思える。
ペーパー試験はそこそこでも実技で満点みたいな」 社長「P君の買ったMA900はエージングでどんどん音が化けるだろう。
君はまだソニーの本領を味わってないのだし、達観したかのよう
な言い方をするのは早いんじゃないのかね?」
雪歩「そうですよぉ。
MA900が本気を出したらコロって意見が変わるんじゃないですか?」
伊織「でもPってコンポもたくさん持ってるのよね。
低価格だけどあらゆるメーカーの音を聴いてきた人間だから
まったく参考にならないわけじゃないわ」
雪歩「そういえば今までにすごい数の音楽を聴きましたね。
たくさんのジャンルの音楽を聴いてきたってのも強みですね。
最近ではAKBにすら手を出してるそうです」
貴音「ここまでスレが続いたのですから、
一人でも多くの人の参考になれば幸いです」
伊織「今回はここまででね。
今まで保守してくれた人、ありがとう」 〜〜ミニコンの限界に迫る〜〜
・RCD-M39システムをパワーアップさせたらどうなるか!!!!!!
追加パーツ一覧
@YST-SW010(ヤマハ製サブウーファー)
AAT365S (テクニカ製ゴールドリンク・スピーカーケーブル)
BAT6098 (テクニカ製インシュレーター)
CAT-DV67A (テクニカ製のサブウーファーケーブル)
P「まず、インシュをレシーバーの底に4個設置」
社長「な、なに!!」
P「べニア板の上にインシュを4個設置、その上にサブウーファーを置いた」
社長「おお!?」
P「さらに、サブウーファーには、テクニカ製のサブウーファーケーブルを接続」
伊織「なんか進化したわ!!」
P「SPケーブルはテクニカ製に変更。M39のSPには接続不可のため、
レシーバーにのみAMAZONの安物バナナプラグを接続」
貴音「ほほう」 ・具体的な位置について
旧型のテレビ台の上にM39システム
スピーカー間の距離は45センチほど
テレビ台の横(畳)に、サブウーファーを設置
雪歩「テレビ台の横で大丈夫なんですか?
音の定位とか混乱しそうですけど」
社長「重低音は実質的に無指向性に近いから、
スピーカーから離れた位置に置いても問題ないんだよ」
雪歩「無指向性?」
伊織「分かりやすく言うと、
どこに置いても均等に音が部屋に広がるってこと」
社長「ただしだね、スピーカーの真下とか、両スピーカーの間とかに
置くのは完全にNGだね。詳しくは説明書に書いてある」
雪歩「そうなんですか?」
P「音同士が殺しあうんだとさ。俺みたいに横に置くのがベストだな」
雪歩「難しいですけど、あくまでサブとして置いておけばいいってことですね?」 さっそくCDを視聴 ソースダイレクトオフ
ドヴォルザークの交響曲 第9番
ノイマン指揮、チェコフィルの演奏(デノン製のCD)
第4楽章
ボリューム20
社長「え!? 高音の位置が明らかに高い!?
ダイレクトオフなのに上下方向の音場が広い!?」
雪歩「あれえ!? 金管楽器がずいぶんとはっきり前に出てきますぅ」
伊織「高弦がスピーカーの上部方向にふわっと広がったわ」
貴音「奥へ奥へと音場が広がりつつ、低音を基軸にピラミッドバランスで
クラシックを演出する、まさにデノン。しかし、音がはっきり、
くっきりしたのはテクニカ製のスピーカーやインシュの影響でしょうか」
P「合奏が終わり、また静寂へ。
この木管楽器の音を聞いてくれ。すごく奥の方から伝わってくるだろ?」
社長「いや、それよりも……」
伊織「さっきから気になってるのは……」
全員「この重低音の自然さ!!」 Pは説明書に書いてある通りにサブウーファーの音量設定を行っている
パワードウーファー(アンプ内蔵)であるため、
いたずらに音量を上げてしまったら逆効果だ
まずはウーファーの電源を切った状態で、
本来のスピーカーから発せられる低音を耳で確認
その後、ウーファーのボリュームを少しづつ上げていき、
違和感のない程度の音量までつまみを上げていく
P「鳴ってるか鳴ってないか。分からない程度が理想だそうだ」
社長「うむ。コントラバスの響きが雄大に。
部屋にじわっと広がるこの感覚」
伊織「この感覚ってまるっきりコンサートホール特有のあれじゃない。
分かりすく例えると、ティンパニの連打が床から振動してリスナーに
伝わる感じ。大太鼓の時はビクってなるくら迫力が出る」
貴音「ビオラ、チェロ、コントラバスと、弦楽器の音を比べても
特別に重低音だけが目立つわけでもなく、絶妙なバランス」
雪歩「そうですね。これは音を追加したというよりは、
補助してるかのような……」
P「まさにサブ・ウーファーというわけだ」 ヤマハ製サブウーファーYST-SW010とは〜〜
・コンパクトシアターやマイクロコンポに重低音の迫力を
小型キュービックフォルムのQD-Bassサブウーファー
特長
・スイッチ類を背面に、ダクトを側面に配置したシンプルなキュービックフォルム
・サイズを超えた重低音再生のA-YST方式
・低音を効率よく放射するQD-Bassテクノロジー
・16cmユニット+50Wパワーアンプ内蔵
雪歩「実物はけっこう大きいですね。下の4方向にダクトが開いてますね」
貴音「これがQD-BASSテクノロジーのようですね」
伊織「実際の音は艶があって美しい音色ね。
クラシックにぴったりだわ」
P「買った時にモーツァルトのヴァイオリン協奏曲を聴いた時は
感動したよ。低減がしっかり鳴ると雰囲気が全然違うんだからな」 ヴィヴァルディ 四季より夏 第一楽章
欧州直輸入CD 演奏楽団などは不明
ボリューム22(ソースダイレクトオフ)
P「実に良い。強弱のつけ方、独奏ヴァイオリンの定位。
グオオオオンとコントラバスが弓を引く音。
フォルテシモにかけて真横と後ろ方向に音場が広がり、
それでいて最低域もしっかりと鳴ってる」
社長「まったく無理なく、ヴァイオリンのアンサンブルに
たいしてコントラバスが底を支えてる。理想的だ。
本来ミニコンポでは絶対に表現できない領域に達してる」
貴音「クラシックにとって低音がどれだけ大切かが分かります。
優雅に音を奏でるというのはこういうことなのでしょう」
P「そう。クラシックは電子音楽と違って音量を出すんじゃなくて
音を奏でる。音を部屋に溶け込ませる。ここが肝心だ」
伊織「ただ大音量にすればいいってわけでもないのよねぇ。
美しさを失わない程度の化粧は残しておかないといけないのよ」 社長「しかし君。ヤマハは超一流メーカーだね」
P「ええ。超一流ですね。下記のリンクはすげー参考になるぞ」
http://jp.yamaha.com/products/audio-visual/developer-story/hifi_gakki/
楽器開発者×HiFiコンポーネント開発者 スペシャル対談
みなさんもよくご存じのように、ヤマハは音響機器メーカーである前に、
120年以上の歴史を持つ世界的な総合楽器メーカーとしての顔を持っています。
多岐にわたり事業を展開している会社なので、オーディオアンプや
スピーカーなどのオーディオ・ビジュアル製品部門と楽器部門とは
事業部も建物も別々ですが、それでも楽器づくりに根ざした音楽への情熱が
すべての製品に等しく注がれていることは言うまでもありません
P「ヤマハの高級製品はナチュラルサウンドの思想に基づいた音作りをしてる」
貴音「みなさんもご存知の通り、楽器を一から作れるメーカーですから、
音を知り尽くしてる国内筆頭の一流ブランドといえるでしょう」
P「というか完全に世界のトップブランドだ。
アメリカの一流ミュージシャンでも普通にヤマハのドラムとか使ってるぞ」
雪歩「楽器の製造が120年!? オーディオが60年以上!?」 P「さすがのデノンちゃんでも楽器は作れねえからなぁ。
総合で見るとヤマハは怪物メーカーだな」
伊織「明治天皇の時代から会社があったようね……。
歴史があるとかいうレベルを通り越してるわ」
P「しかもヤマハはシンセサイザーなど音楽制作機器も半端ないぞ。
DTMとかやる連中にはまず避けては通れないメーカーだ」
雪歩「ミキサーとかPAとかプロ用機器まで取り扱ってますよ?
ここまでくるとヤマハ自体が一種の音楽のジャンルみたいですね」
社長「まだあるぞ。ヤマハはハイファイから遠ざかっていた時期があったが、
その間にホームシアターシステムを作ってた」
P「シアターバーとかですね。毎年のようにピュアグランプリで金賞取りまくりの。
AVアンプもすごいの作ってます」
社長「最近になってヘッドホン市場にも参戦したな」
P「モニターヘッドホンとか、個性のあるイヤホンとか作ってますね」
社長「ここまでくると鬼メーカーだよ。
P君が大好きなシステムコンポももちろん作ってるからね?」
↓
MCR-N560
http://jp.yamaha.com/products/audio-visual/hifi-systems/mcr-n560__j/?mode=model ・ヤマハのHiFi思想を受け継いだ、オリジナルのデジタルアンプを採用
P「この文字見ただけ買いたくなるから困る。
特にスピーカーの奥行きにヤマハ感でてていいっすね」
伊織「ネットレビューによるとヤマハは低音が少し強めに出るらしいわよ」
社長「P君の住んでる場所(北関東の田舎)だと
ヤマハ製品が置いてある店はないんだよね」
貴音「日本は良いメーカーが揃いすぎて良い意味で迷ってしまいますね。
下手に買い替えないほうが賢明かと」
雪歩「それよりヤマハすごすぎませんか!?
この世界に存在する、ほぼすべての音楽機器に精通してますよ!?」
P「名前はダサいけどな」
社長「えっ、そんなにダサいかね? あまり意識したことなかったな」
雪歩「いやいや、なんかヤマハ製品買っておけば
おkって感じしませんか!?
こんなすごいメーカーが日本にあったなんて!!」
P「んー、でもデノンだって音響専用メーカーとしての歴史と実力があるし、
オンキヨーやビクターだってそうだ。どこのメーカーもすごいんだけどな」
社長「プラシーボに気をつけたまえ?
ソニーのベータマックス。ビクターのVHSなど、
映像機器の歴史を含めて日本のメーカーの技術力は半端ではない」 P「はっきり言ってどこもすごすぎるんだよ。VHSにしろ、
ソニーとフィリップスが作ったCDにしろ、全世界で普及した製品だ」
伊織「特にソニーやビクターは映像技術と音響が同時に進化していったのね」
P「実はビクター、デジカメも作ってます」
貴音「ソニーはこの世の娯楽家電のほとんどを生産してるといっても
過言ではないでしょう。アンドロイド、液晶テレビ、レコーダー、
ウォークマン、コンポーネントシステム、イヤホン、ヘッドホン、
ホームシアター、ゲーム機、CD、DVD-R、BD-R、PC(すでに撤退)etc…」
社長「ハンディカムとか、カセットウォークマンとか、
当時を生きていた人間からしたら斬新すぎたよ」
P「うちの親も同じこと言ってました。そうとう流行ったみたいですね。
つーかこれだけ製品を手掛けてるメーカーなんだから
音には詳しくて当然だよな」
社長「ソニーの代名詞ともいえるコンパクト化はヘッドホンにも生かされてるが、
かのスティーブ・ジョブスがソニー信者だったのは
あまりにも有名な話だ」
P「アマゾンUK、USAとか見てると日本のメーカーがいかに評判が
良いかわかりますよね。当り前のように向こうの連中も買ってますから」 社長「最近テレビでは日本文化を猛プッシュしてる傾向にあるが、
こういう家電製品の売り上げに関しては日本製そのものが
一種のブランドになってるのはまず間違いない」
貴音「そう考えると、ヘッドホンではAKGやゼンハイザーなど、
非常に優秀なメーカーばかりに目が行きがちですが、
改めて国産品を見直してみるのもいいかもしれませんね」
伊織「ハイファイの世界だとスピーカーは外国製が圧倒的に優勢だけどね。
日本はどちらかというとアンプとプレイヤーに定評があるんでしょ?」
P「俺の大好きなデノンちゃんとかマランツとかな。
あくまで趣味の世界だからどの製品を買うのかは自由なんだけどな」
社長「……そういえばティアックの名前が一度も出たことがないね」
雪歩「ティアック?」
P「俺が今一番気になってるメーカーだが、長くなるので説明はあとにしよう」
貴音「今回はここまで。次回はクラシック以外のジャンルも聴いてましょう」 うわぁあああ〜〜〜!!
大事な補聴器を壊しちまった!
そんなこともあろうかと思って、予備の補聴器を用意しておいて良かったよ…。
予備の補聴器は音質は悪いが、聞こえないよりはましだろう…。
メインで使用している補聴器を修理に出そう。 やっとここまで読み終わった…
しかしイッチの音響に関する知識は凄いな。読んでて自分もオーディオに手を出してみたくなったよ 作者だが、まだこのスレ残っていたのか……
>>508殿、お褒めの言葉をいただき、大変に恐縮です SSというケータイ小説よりも低レベルなフォーマットには馴染めねえな ☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。そのためには、公的年金と
生活保護を段階的に廃止して、満18歳以上の日本人に、ベーシックインカムの
導入は必須です。月額約60000円位ならば、廃止すれば財源的には可能です。
ベーシックインカム、でぜひググってみてください。お願い致します。☆☆ AV機器・ホームシアター好きな人にオススメの稼げるブログ
グーグル検索⇒『立木のボボトイテテレ』
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