モンスターケーブル対針金ハンガー対決」アメリカで行われたブラインドテストの結果を報じたものである。
それによると、80万円もの高額ケーブルと、衣服をかけるための針金ハンガーで作った代用ケーブルを、交互に使ってブラインドテストをしたところ、音質の差がわからなかったという。
針金ハンガーは鉄かステンレスで作られているから、スピーカーケーブルとして使った場合、通常のビニール線とは比較にならないほどに劣るはずだが、超高額ケーブルとの差がわからなかったとのこと。

ブラインドテストによる比較試聴が音楽之友社発行の雑誌「stereo」の2004年3月号に掲載されている。
オーディオの愛好家たちが評者になって、幾種類ものアンプをブラインド評価したところ、300万円の有名ブランド製品が、9800円のデジタルアンプに負けたとのこと。
オーディオ愛好家たちの間で話題になったできごとであり、今でもその結果をネットで見ることができる。