■5.1/2.1chセット物と単品買いについて
昔はホームシアターの敷居を低くし購入し易くするため、セット物が各社から販売されていました。
しかし最近はさらに敷居を低くするため、バータイプへと移行しセット物は殆ど販売しておりません。

BASE-V60(TX-L50+D-109XM+SWA-V60)、YHT-903JP(RX-S601+NS-PA40)、HTP-CS1、LS3100
NS-PA40、NS-P40、S-HS100、SYS-2020

セット物は、何も考えなくても必要な物が揃っているので気軽に購入できます。
低品質ですが各スピーカーの音色なども揃っているので安心感はあります。
TV番組・ゲーム専用としてなら悪くありませんがデメリットも多く、現在ではコストパフォーマンス的に
魅力はありません。映画や音楽用途にも使うならおすすめしません。

アンプの音場補正機能や各種機能が、単品AVアンプより劣りできる事が制限されてる。
スピーカーやSWの品質が単品販売物より劣るため、しばらく使えば買い替えたくなる。
スピーカーの交換ができないため音に満足できなかった場合は、全て買い替えとなりコスパが悪い。
スピーカーが交換できたとしても、アンプの音場補正機能や調整機能の制限、能力不足により
ベストパフォーマンスが得られない、スピーカの能力を発揮できないなど、後で後悔しやすいです。

いろいろ選んだり組み合わせを考えたり、購入店舗を探したり面倒ですが、
単品で揃えていった方がコストパフォーマンスが高く満足度も上がります。

また最初から5.1chで揃えるより、初めはAVアンプと後にリアで使う予定のスピーカーの2.0chで購入し、
それで実際に使ってみてから、フロントやセンターやSWを選んでを購入するといった買い方の方が
より納得のいく満足度の高いシステムになります。