>>304
デジタルオーディオはファイル(データ)から音を出すまでいくつかの工程がある
デコード→デジタル/アナログ変換→プリアンプ→パワーアンプ→スピーカー
この内AVアンプはパワーアンプまで、サウンドバーはスピーカーまでを一体にしたもの

映画の制作時はリニアPCMを使っているが、DISCに収録する場合
2chステレオならリニアPCMで問題無いが、マルチchの場合データサイズが大きくなるため
DTS-HD MAやDolby TrueHDで圧縮(エンコード)してDISCに収録する
2chオーディオのFLACなどで容量節約するのと同じ

これを伸張(デコード)してマルチchリニアPCMに戻す
デコードはAVアンプ、サウンドバー、BDプレーヤー、PCなどどれでも可能だが
デコードするとその先のデジタル/アナログ変換(DAC)やプリアンプへどう渡すかが問題となる

AVアンプやサウンドバーはHDMI接続ならマルチchリニアPCMを扱えるが
デコードからパワーアンプまで一括して処理するために作られたものなので
その他機器でデコードするより、DTS-HD MAやDolby TrueHDのまま受信した方が好都合

なおゲームの場合は、音をリアルタイム処理しリニアPCMで合成出力しており
その音を容量制限のあるDISCに収録するわけではないので
出力はマルチchリニアPCMのままになっている、HDMIで送信・受信が可能なシステムなら
わざわざエンコードする必要がないのでマルチchリニアPCMで扱う