とにかく何かをがんばっても、両親は褒めない認めない人だった。とるに足らないことで揚げ足を取っては、毎日言葉や身体的暴力や徹底的に追い詰められた。
そのせいで自尊心はズタボロ、誰にも相談できずに高校卒業式の前日に自殺を図った。
首に巻きつけたベルトで自殺しようとしたところで母親にバレてしまった。
母親が泣いて発した言葉は
「そんなことしたら家族はこの家に住めなくなるね」

当時は錯乱状態で言葉のひどさが分かっていなかったが、息子が生まれて育ててる今、もし息子がそんなことしたら、何を差し置いてもあなたが一番大事だからやめてと抱きしめるよ。
もちろん、そうはならないように今は笑顔で息子を抱きしめて、毎日の成長をよくできましたと褒めている。
毎日が楽しい、生きていて良かった。
30年以上生きてきてやっと思える。