>>58
・赤ちゃんは、自国語の発音の習得において、母音は生後6カ月から、子音は9カ月からそれぞれ2〜3カ月が敏感期で、
この期間に外国語にも触れるとさらに敏感期は伸びる。

・7歳ぐらいまでなら外国語をネイティブのように操れるようになる。

・赤ちゃんは生後半年から一年で母国語での脳の神経系の接続が確立し、この間に複数の言語に接しないと他言語への
接続は確立されない。
「r」と「l」の聞き分け能力は、生後6カ月から8カ月は誰でもあるが、10カ月目には閉じられ始める。

・赤ちゃんの外国語の学習では、音声や映像だけでは効果がなく、ネイティブと直接交わることが重要だが、それは脳内での
報酬系のドーパミンを使う領域が、学習の動機付けとなっている可能性がある。周囲に他の赤ちゃんがいるとさらに学習意欲は高まる。

私の記憶が確かなら、だいたいこんな感じの内容だった。

集中学習の窓 臨界期のパワー
ヘンシュ貴雄(ハーバード大学)
http://www.nikkei-science.com/201603_050.html

この論文によると、絶対音感は生後6年までに音を聞かせて訓練する必要がある。