★父娘混浴は盗撮リスク…温浴施設・脱衣所など
http://sp.yomiuri.co.jp/national/20171128-OYT1T50083.html

温浴施設の男性脱衣所で、父親と一緒に着替えている女児を狙い、スマートフォンで盗撮を繰り返していた男が今月、大阪府警に摘発された。

 最近は、脱衣所でのスマホ使用を禁じる施設もあるが、ルール徹底は難しく、同様の事件は各地で起きている。
父親側には「娘だけで女湯に入れるのは心配」との事情もあるが、親子混浴に伴うリスクの認識が必要だ。

 ◆女児10人の動画

 「数年前から同じ場所で7〜8回はやった」

 大阪市浪速区の温浴施設で女児の裸などをスマホで盗撮したとして6日
児童買春・児童ポルノ禁止法違反(盗撮による製造)容疑で書類送検された自衛官の男(39)は、大阪府警の調べにそう供述した。

 男が脱衣所で不審な行動をしているのを女児の父親が発見。男は、その場でスマホを壊して証拠隠滅を図ったが、府警が解析した結果幼い女の子の着替えの様子などを映した動画が約10人分残っていたという。

 この施設の脱衣所では、5月にも別の男が小学校低学年の女児を盗撮する事件が発生。山口県の施設でも8月に男が逮捕されるなど、同じ手口の事件は全国で相次いでいる。

 警察庁によると、児童の裸などを盗撮したとする同容疑での摘発は昨年148件で前年から38件増加。場所別の統計はないが、温浴施設や更衣室が多いとみられる。
男湯にいる女児が狙われるのは、女性の更衣室やトイレなどに侵入してカメラを仕掛けるより怪しまれにくいためで、ある警察幹部は「発覚はほんの一部だろう」と指摘する。