確かに短手数用と長手数用では最適なアルゴリズムが違うというのはその通りなんだが、
今時は寿(611手詰)を解けるなのは詰が、7手詰くらいなら100分の1秒とかで解いてしまうからなあ
多分短手数でも金沢将棋よりはやいハズ…(時代が違う上に、なのはの川端さんの詰将棋に対する力の入れ方がすごかったので仕方ないが)

更に言うと上記に加えて今のコンピュータ将棋は、短手数な詰将棋なら専用ルーチンなしで解いてしまうため、
短手数を短時間で解くアルゴリズムというのはもはや化石になりつつある

あと金沢将棋は、極端に難しい問題だと7手(有名な三谷氏の難解7手詰など)とかで解けなくなってしまうので、少なくとも販売元の触れ込みの「詰将棋の作成支援」という用途には使えない
なのは詰は同じ問題をなんと8ミリ秒で解いてしまった

まあ実戦検討に使うなら話は違うので、実戦に出てきそうな局面を用意してためしてみた
(floodgateの局面を一部改変。23手詰…だと思うけど確証はもてない。誰か詰将棋に強い人助けて―!)

'TUMEEDIT100
' もっと上をめざす人のための将棋 詰将棋作成 盤面設定ファイル (作成: 2016年8月26日 23時48分)
P1-KY * * * * -OU * * -KY
P2 * * * * -KI * * * *
P3-FU * * -GI-FU-FU * +TO *
P4 * -FU * * * * * * -FU
P5 * -KE * -FU * +FU+FU * *
P6 * * * * * +OU * * +FU
P7+FU+FU * +FU * * * * *
P8 * * -RY * * +KI * * *
P9+KY * * * * * * +HI+KY
P+00KA00KA00KI00GI00KE00KE00KE00FU00FU00FU00FU
P-00KI00GI00GI00FU

なのは詰め 1秒未満(ただし29手と言ってくる)
金沢将棋  10分かけて解けず

10局面ほどためして21手詰以内(…だと俺は思う)の局面は基本とけたが、サンプル数が少なくてどのあたりがボーダーかはわからん…
気が向いたら検証してみる