740です。
 急遽、東京に行く機会が偶然できたので、青○碁盤店に寄り、予算5〜7万程度で色々駒を見せていただきました。
 店主の方もとても気さくな方で、質問にも丁寧に答えてくれました。
 一平駒も見たかったのですが、本人が忙しいらしくなかなか店に駒があがってこないようで、タイミングが悪く…。
 最終的に気に入った、一眞氏のリョウコの古木の駒を購入しました。(偶然にも749の方がダメ出ししていた駒のようです。)よくよく見ると一部
目止めが足りなかったのか微かに漆が滲んでいる箇所もありましたし、木地は板目や柾目、指紋杢、一部色が極端に濃い駒などが混ざっていて完
璧とはとてもいえないものでしたが、古木の比較的飴色っぽい木地というのもあいまって良い味が出ているなあと感じたのです。また、同じ古木で
翰峰氏のリョウコの書体もあったようですが、字母がわずかに異なり、一眞氏の方が好みでした。また、彫りは私個人としては以前みた竹風工房の
ガドウよりも断然上手く感じました。あえていうならば、駒尻の銘の文字が崩しすぎてて、一眞作と読めないのが悲しいですが…。
 因みに、他にも宗山氏の駒も見ましたが、細字で浅彫でしたがスッキリとした綺麗な彫りで、個人的にケチをつけるところはありませんでした。
ただ彫りに迫力を求める人にはもの足らないかもしれません。
 当初の希望である根柾ではありませんでしたが、十分です。大切に使いたいと思います。
 色々、アドバイスをしてくれた方々有り難うございました。
 長文失礼しました。
(心残りがあるとするなら、買えないけど蜂須賀氏のリョウコの彫駒見せてもらいたかったなぁ、凄い彫りなんだろうなあ)