飛香落ち、飛車落ちの駒落ち下手の本定跡は右四間で、上手は支えきれない。
下手はこれ以外の定跡を覚える必要はない。
平手で右四間は四間飛車で攻め潰せないんで、他の定跡を覚える事になる。

平手で一番最初に四間飛車を教えるのは駒落ちからの流れなんで、
それに違和感を覚えるのは、駒落ちの指導対局を受けた事がないからだろう。
飛車落ち下手の本定跡は、振り飛車銀冠で、振り飛車の指し方はここで身に付けてる。

1980年頃から、プロで居飛車穴熊が指され始め、振り飛車側の対策は、佐藤大五郎九段の、
角交換振り飛車が先駆的だったけど、藤井システムもこの流れにある。
居飛車穴熊に組めないなら、居飛車側の勝率は、また5割台に戻る。

居飛車穴熊を組ませなければ、藤井システムは成功だよ。
つまり、居飛車穴熊に組めない時点で、藤井システムに負けてるんだよ。