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1958年まで、段位としての九段の地位は、現役名人・永世名人のみが保持した
つまり段位として名乗られることは絶対にない段位だった

ただし読売の「九段戦」というタイトル戦があり、タイトル保持者は九段を名乗れた

段位としての九段規定が明確でないころに元名人になったのは木村義雄、塚田正雄の二人

木村は塚田に名人を奪われ2年の間無冠
この間ずっと肩書は「前名人」
そして塚田から名人位を取り返し、翌年升田の挑戦を退け、大山に敗れて失冠、ここで引退して十四世名人に推戴

名乗った称号は名人→前名人→十四世名人

塚田は失冠後、前名人を名乗れなくなり、塚田八段を名乗っていた
しかし九段戦を三連覇し、永世九段の資格を得、これ以降ずっと九段と呼ばれるようになる

1958年に「名人3期で九段」規定ができ、大山・升田(2期だが成績抜群)の二人が昇段

その後1973年に、あなたが言うように八段の中でタイトル取ってないと九段になれない〜という規定になった
30点規定という