↓佐藤会長の会見

 「(1)第三者委員会作成の調査報告書における『三浦九段が不正行為に及んでいたと認めるに足りる証拠はない』こと、
『将棋連盟による対応は許容される範囲内の措置のもので、やむを得ない』ことについて受け入れることを、相互に確認する」

 「(2)日本将棋連盟は、三浦九段に対し不利益を生じさせたとの第三者委の提言を真摯に受け入れ、
三浦九段に謝罪したうえで、慰謝料(金額は非公表)を支払う」

 「(3)合意の成立をもって円満解決とし、本件に関して相手方の名誉と信用、平穏なる生活を害し、
業務遂行に支障をきたすような言動を相互にしないものとする」

「(4)三浦九段は、関係棋士らとの関係についても円満解決とし、
今後は民事・刑事を問わず、請求をしないことを約束する」

 「(5)平成28年10月11日に実施された常務会での三浦九段に対する事情聴取の場で、
三浦九段がしばらく棋戦を休場したい旨の発言をし、同月15日から始まる竜王戦に出場しなかったことについて、
将棋連盟による強要はなかったという事実を相互に確認する」

 「(6)聴取の際、実際には将棋連盟から『竜王戦が開催されなくなった』という趣旨の説明がされたという客観的事実はなかったこと。
にもかかわらず、三浦九段の記者会見でそのような発言をしたのは、聴取の際に『このままでは問題である』という趣旨の発言が出ており、
三浦九段がこの話題を『竜王戦が不開催』と認識したためであったことを確認する」

 佐藤会長「以上です。三浦九段の疑惑は、はれております。
(略)
今回をもちまして、解決とさせていただきます。今後とも、将棋界をよろしくお願い致します」

http://www.sankei.com/life/news/170524/lif1705240073-n1.html