しかし実際どの永世称号を名乗るかは難しい問題だねえ。
俺が思うに、2つ大きな問題があって、


1.同じ永世称号の資格保持者が存在する場合、その人の扱い

仮に羽生が永世竜王を名乗ったとして、ナベが「じゃあ俺も永世竜王名乗るね」と言い出した場合どうするのか?
羽生とナベでは格が違うとはいえ、同じ永世称号持ちである以上、理屈の上ではOKを出さざるを得なくなるかもしれない。
中原が敢えて(当時は存在しないタイトルの)永世十段を名乗ったのは、そう言う事情もあったかもしれない。

2.新聞社への対応

羽生は全新聞棋戦の永世称号を所持しているわけで、どの新聞社も自分のところの永世称号を名乗ってほしいはず。
七つの永世称号のどれかを選択して固定した場合、例えば王座戦で対局するときの肩書が「羽生永世竜王」でいいのかどうか。
棋戦によって肩書を変えるというのはアリかもしれないが・・・


おまいらどう思う?
なお、大山のケースは時代も背景も違うし、参考にならないと思っている。