>>433
今や語り草になっているのが、小学2年のころ、藤井四段が
谷川浩司九段(55)の胸を借りた指導対局。
最年少の21歳で将棋界の最高峰、名人になったトップ棋士との対局は次第に劣勢になった。

気遣った谷川九段が「引き分けにしようか」と話した瞬間、将棋盤を抱えるようにして泣きだし、
周囲に人だかりができた。異変を聞きつけた母親の裕子さん(47)が抱きかかえ、
その場から引き離した。負けて号泣する藤井四段を母親が連れて帰るのは毎度のことだったという。


天才というよりも異常なまでの勝利への執着心、一つのテーマに強烈にのめり込んでしまう
ある種の病的な精神性それ自体がこの少年の強さの源泉のような気がする