いろいろ語られているが個別の勝敗予想ができるといる論に対して疑問点がある

1)シミュレーションの方法
例えば>>671で 羽生-木村のB棋戦では3局対13局の組み合わせでZ値の大小で判定していると推定できるが、
この手法が成り立つ為には
@3局側:Z値がそれぞれ1/3の確率で3種類の値のみ取る
A13局側:Z値がそれぞれ1/13の確率で13種類の値のみを取る
@かつAが成り立つまたは近似できる場合であるが
実際ではそのような仮定は非現実的であるのでシミュレーションとしては不適切では?

2)サンプル数およびサンプルの抽出方法
それぞれのシミュレーションを行うときのサンプル数がばらばらで抽出したサンプル数であるが
>>671では3局で十分棋力を推定できるとしているので13局取らずに全棋士どこかで3局のみでよいのでは
1)と矛盾はしているが

あと
3)Z値の代表値(平均値、中央値)と勝敗の関連性は薄いのになぜランキングをしているのか
4)中央値として指標を使用していい理由は 
5)総合ランキングがダメな理由として>>642でレーティングと概ね同じであるように
見えるがZ値もレーティングもカテゴライズしなければ同様の結果となるとも判断できるのでは etc

今のままでは、過去にいい手を指した、悪手を指した程度の解析をしているのみでは

勝敗予想をするならば、Zに対する確率分布を数式化して微積分を利用できれば勝敗予測はできるかも
数学に詳しい人で暇な人の見解を聞きたいものであるが・・・。