メモ
処分翌日
>連盟はこの日、三浦九段の不正の有無について、追加の調査はしない方針を明らかにした。常務理事の島朗(しまあきら)九段(53)は「復帰後は疑念を抱かせることのない対局姿勢で臨んでくれると思う」と説明。
>一方、事情を聴いた常務会について「材料を十分準備して臨んだ。ここでは多くを語れない」と話し、離席の多さ以外に不正が疑われる内容を把握していることを示唆した。
>日本将棋連盟の島朗常務理事は13日記者会見し、三浦九段から改めて事情を聴く考えはないことを明らかにした。
>島常務理事は「(出場停止が明ける)年明けの対局で範を示してほしい」と語り、これ以上の処分は科さない意向を示唆した。

2ヵ月半後
>島 
>立脚点がそもそも間違っていたというのが、自分の中でも驚いたというか……。おそらく三浦さんも11日には動転されていて、そのときに「離席していなかった」と言ってくれればまた違ったかもしれないが。
>私自身は一致率とかソフトに詳しい人間ではない。将棋連盟が保存している映像ではなく、すぐに手に入らず、時間のなさとあいまって確認できなかったことにつながってしまった。10月以前にもっと早く確認していればという気持ちで、毎日過ごしていた。
>12月の中旬すぎに渉外部で映像を確認する機会があり、そのときに初めて知った。渉外部の職員に離席の分数を確認してもらった。それで根本が違っていた。竜王戦の第7局という段階だったので、そのときに気づいてがくぜんとした。