>>478
石田の本で言う疑問手は、振り飛車で▲7七銀とか、角頭受けるのに金でなく▲7八銀とか、
慣れてる人なら、かなりひと目で分かる「イモ筋」がメイン。

タカミチの方は、指し慣れてる人なら、逆につい指してしそうな手、形や筋としてはありそうな手
つまり手順前後なら正しい手とか相手の陣形が一手違ってれば最善手みたいな手が、
この局面では「やってはいけない手」として取り上げられている

1問目は、▲7六歩△3四歩▲6八銀だけどw

1冊で「相居飛車」「先手居飛車vs後手振り」「先手振りvs後手居飛車」「相振り」の4章で、
取り上げられてる範囲はかなり広い。
そのため、1項目見開き2ページで、説明はかなり詰め込み度も高く、
一気に20手くらい進んで、図面が足りないって感じることもある
本書の内容を全部理解できてる人は、序盤は初段では足りない有段者だろうと思う内容ではある。

個人的には、初級入門レベルなら、あらゆる戦型を浅く広く取り上げてるのもいいと思うが、
この本のレベルで、定跡形の序盤ほぼ全部取り上げてまとめるってのは難しいんじゃないかと思った。