挑戦者になることが容易でないということが理解できれば、大山の63歳での名人挑戦や68歳でのプレーオフ進出が先崎青年を感動で震わせたほどにとてつもないことであることが理解できるはず
そして竜王獲得直前の羽生を本戦決勝で負かして棋王挑戦者になったのが66歳のときだ
66歳の年で忘れ物を取りに行くように挑戦者になってしまう大山に並ぶ棋士などいない