森下も届くかな
表面的にしか数字を見れない人間は
彼らが一斉に1000勝に到達したときに、こう言いだす

「1000勝棋士が多い、やっぱり強い人たちが多いなあ」

ちょっと頭のまわる人間は、違う見方をする
「1000勝は確かにすごいが、これだけ何人も到達するところを見るとそれだけ対局数が多かったのだろう」
「対局数が増えれば勝ち数は増えるからね、勝ち抜き戦とかは勝ち数稼ぎやすかったよね」

この結論に辿り着いたとしても、1000勝がすごいことは確かである
過去の棋士たちの1000勝よりは容易なミッションだったかもしれないが、1000も勝つのは大したもの
そこはしっかり認める
物の見方で大事なのって、こういうことだ
浅い見方はよろしくない