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http://mainichi.jp/articles/20181001/k00/00e/040/171000c
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王将はタイ、金将はマグロ、飛車のハマチは成るとブリ−−。
東京都中央区築地で9月22日に開かれた山形県天童市の物産PRイベントで、
棋駒に魚を当てはめたユニークな将棋が登場した。
「日本の台所」とも呼ばれてきた築地市場で
「天童のPRにつながるのでは」と特製の駒を作って披露し、来場者の好評を博したという。

将棋を軸にした地域活性化策「コマノミクス」の一環で開発された、縦横6マスの「66将棋」の駒を魚に見立てた。
天童市内の駒職人に制作を依頼。
一枚一枚、丁寧に文字が書かれた「書き駒」で、大きく魚の名前が書かれ、
その上に小さく「王」「銀」などと書かれている。
飛車や角行のセイゴは出世魚で、敵陣に入って成り、裏返すとそれぞれブリ、スズキになる。
一方、銀将のカツオ、桂馬のサケ、香車のヒラメ、歩兵のイワシは、いずれも裏面は鮨(すし)と書かれ、悲哀を感じさせる。

天童商議所によると、イベント当日は会場の一角に「66将棋体験コーナー」を設け、魚の将棋セットは二つ用意した。
体験コーナーは大盛況で、「面白い」と人気だったという。
天童商議所は「遊び心で作ったが、良い反応で話題性としては成功かなとみている。
今後、市内の寿司屋や鮮魚店などで駒を展示すればさらにPRできそうだ。
魚以外を題材に制作するのも面白いかもしれない」と手応えを話している。