麻雀は将棋より下と見られてるが、
俺に言わりゃ完全に、麻雀>将棋だ。
なぜ麻雀が上かっつうと、偶然性があるからだ。
最善をつくしても結果が裏目に出たりする。
でたらめに打つ素人にボロ負けしたりする、残酷な競技)だ。
将棋でこんなことはほとんどない。だからこそ麻雀が上なんだ。

将棋で負けたら「運がなかった」と思う奴はほとんどいないだろう(せいぜい後手番の不利がある程度だ)。
「弱いから負けたのだ」と思うだけだ。それが甘い。
麻雀の負けには「弱いから」と「ついてなかった」がある(常に両方ある)。
麻雀に強くなりたけりゃ、「ついてなかった」という事実を受けとめつつも
「いや、弱かった部分もあるに違いない(最善手を打っていなかったかもしれない)」と思わなきゃならない。
「ツイてなかっただけだ」という逃げ道を自分の意思で排除して、鍛錬すべき部分を探っていかなきゃならないわけだ
(それだけの精神力がないヤツは、負けたときにスネて「麻雀なんてツキだけじゃん」なんて言い出す)。

将棋打ちよ、そういう経験があるか? 
でも、現実として麻雀の地位は社会的には将棋より低い。
それはギャンブルの道具になってるからだ。
なんでギャンブルに使われてるかって言えば、麻雀には偶然性があり、ゲーム性にも富んでいるからだ。
偶然性のみのジャンケンや、ゲーム性のみの将棋では賭博に向かない。
麻雀に奥深さを与えている「偶然性」が、皮肉にも麻雀を(社会的には)貶めていることになる。
でも、ゲームとして単純に両者を比べるなら、今の社会的地位なんて関係ねえよな。

で、結論。
「ゲームとしては麻雀は将棋より上。なぜなら、偶然性のおかげで奥が深く、鍛錬には精神的強靱さを要するから」
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