>>672だが、思い出話を少し付け足す
当時は振り飛車は後手の戦法という理解だった
後手では振り飛車を指すが、先手のときは居飛車で何でもこなすタイプが多かった
先手でもかまわず振ると何でも振り飛車と揶揄されたものだ
だから道場ではどっちが先手でも先手居飛車後手振り飛車の対抗形が実に多かった
76歩34歩66歩だと相振り飛車になりやすい
だから、対抗形を好むタイプは76歩34歩26歩とする
すると、きまって後手振り飛車となり横歩取りになることはまずなかった
根っからの居飛車党が後手の場合は76歩84歩なので、先手が振り飛車にすることもある
いずれにしても、横歩取りがあまり指されないので対抗形が実に多かった

もう30年も前の話で当時の道場三段がどの程度になるかはネット対戦の経験が一度もないのでわからないが、県代表クラスが四段だったと承知している
あれから久しく将棋を指していない
今は専ら見て楽しむだけになってしまったが、プロの終盤を見てこいつ俺より読めてないと思える棋士は何人もいるよ