https://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20181216-OYTNT50053.html

将棋の普及啓発と街おこしに取り組んでいる高槻市は16日、
同市内で、市在住・出身の棋士名を冠した「桐山清澄杯将棋大会」を初めて開いた。
市は9月に日本将棋連盟と包括連携協定を結んでおり、
来年1月には市内で将棋のタイトル戦の対局も予定されている。
市の担当者は「今後も『将棋のまち高槻』を発信していきたい」と意気込んでいる。

 「将棋を通じて高槻の街おこしをし、日本の誇る伝統文化・将棋を普及させていきたい」

 開会式で、浜田剛史市長があいさつした。
タイトル経験者で、ベテラン棋士の桐山清澄九段(71)も会場を訪れ、
「熱戦が展開されることを願っています」と激励した。

桐山九段のほかにも市在住・出身の現役棋士が活躍しており、
高槻城跡から将棋の駒が見つかるなど市は将棋とゆかりが深い。
今回、日本将棋連盟と協定を結んだことを記念し、市が将棋大会を主催した。

 大会には府内外から220人が参加。参加者が実力別に4クラスに分かれて対戦し、
本戦ではクラスごとにトーナメントで争った。