0001名無し名人
2019/01/13(日) 22:37:27.80ID:/oliMuMr(全文はリンク先参照のこと)
国語も数学も英語もクラスで一番。
人間に例えると、そんな秀才のような存在だろうか。グーグル傘下の人工知能(AI)ベンチャー企業、
ディープマインド社(英国)が開発した最新ソフト「アルファゼロ」が、チェス、将棋、囲碁で、
それぞれ最強とされていた既存のソフトに圧勝した。
しかも、アルファゼロはルールを学んだだけで、後は自分で学習して強くなったのである。
恐ろしいまでの強さであることは間違いないが、そこには限界もあるようだ。
早稲田大学教授でコンピュータ将棋協会会長の瀧澤武信さんに話を聞いた。
(取材・構成=読売新聞メディア局編集部次長 田口栄一)
17年王者「エルモ」に勝率9割以上!
「アルファゼロの成果に関して最初の論文が出たのは、1年ほど前(2017年12月)のことでした。
だけど、その時は(指し手の進行を示す)棋譜が公開されず、我々はとても不満でした。
今回(昨年12月)、100局分の棋譜が公開され、私も拝見したのですが、相手を圧倒して勝った将棋が多く、
特に先手番の時はほとんど負けていません。圧倒的に強いなと思いました」
ディープマインド社は昨年12月7日、アルファゼロがチェス、将棋、囲碁をマスターし、
それぞれの最強ソフトを打ち破ったと発表した。論文は6日付米科学誌サイエンス電子版に掲載された。
将棋では、17年の世界コンピュータ将棋選手権で優勝したソフト「エルモ」と合計100局戦い、
アルファゼロの90勝8敗2引き分けだった。
チェスなどのボードゲームをAIにやらせるという試みは、人工知能研究の一環として古くから行われていた。
例えば将棋なら、相手の玉を詰ませる(行き場のない状態に追い込む)といった目標がはっきりしているので、
プログラムを研究するのに適していると考えられていたからである。