>>28
自分に酔っ払って格言垂れ流し続けてるのはいただけないが、これだけは同感だわ

問題を解け解け、何周もしろしろ言うのは思考停止の産物だよね
日本人の悪いクセ。野球の1000本ノックとかな。今も昔も変わらない。
非効率だけど数をこなせば多分上達するだろう、ではなく何が効率的か考えなきゃ。

以前、羽生さんがTV番組で詰め将棋の問題を出されたとき一瞬で解いた。
普通の人は驚いてたが、羽生さん曰く詰め将棋には解き方があって
「詰む形をまず思い浮かべて、そこから逆算して駒を動かして行く」とのこと

普通の人には無理だろそれ、と思ったけど
当時俺も含めて実況スレの住人が番組と同時進行で次の問題で試してみたけど、
そのやり方で解ける人が続出してビビった。俺も半信半疑だったけど試したら一瞬で解けた。
確か9手詰めだったか11手詰めだったかな。

普段は王手の筋を総当りで試していって解くんだけど、詰む形をまず想定して逆算するってのは
かなり核心に近い解き型だと思うよ。5手詰ハンドブックを1日1周しろとか、1冊最低300周はしろだとか
そういう数をこなせば何とかなる、なんていう未開の原始人みたいなウホウホした勉強法じゃなくて
別に3周くらいでいいから、問題を見て詰む形を想定して解く、ってのを念頭にやった方がよっぽど効率よいと思うぞ

結局1冊10周しろだの20周しろだのは、結果的に詰む形も含めて問題まるごと記億するから解けます、ってのと同じで
別に問題なんか記億しなくても詰む形(駒の働きや効きによる詰ませやすい組合せ)のみを抜き出して記億するようにした方が
脳の要領も披露もよっぽど少なくて済むし時間の節約にもなる。こんなスレ誰も見てないと思うけど、一応書いといた。