「矢倉は終わった」←角換わり除くと今も一番多い件
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【最近一年間のタイトル戦戦型一覧】
2五歩型角換わり12局
2四歩型角換わり4局
角換わり拒否雁木1局
振り飛車模様からの雁木1局
矢倉6局
横歩取り5局
相掛かり2局
先手中飛車1局
先手初手7八飛戦法1局
先手升田流向かい飛車1局
後手ゴキゲン中飛車2局
後手四間飛車(角道オープン3三角型)1局 お互いに矢倉囲いにする相矢倉が終わっただけ
先手が7七銀から矢倉囲いを目指して後手が攻略を目指す矢倉戦型自体はまだまだ現役 6七金左の形(いわゆる土居矢倉)が新しい矢倉として定着したことで復権した感じだな
土居矢倉自体は土居市太郎名誉名人が戦前に使ってた形らしいが これからは雁木だとか言ってたのに雁木が一瞬で終わってる件 組み合う矢倉は終わったが変形矢倉や急戦矢倉は棋界の主流になってきたな 後手横歩も終わってないな
先手番が意外にも青野流にはしないことが多い >>5
雁木が終わったというのは間違い
雁木が激減した最大の理由は角換わりの主流が2五歩型になったから
従来主流だった角換わりというのは▲2六歩型から後手が△7七角成として角交換をすることで成立していた
https://i.imgur.com/spKGYKW.jpg
しかしここで△4四歩として角道を止めて雁木にする戦型(角換わり拒否雁木)が流行
つまりこの形は角換わりと雁木と後手側に選択権があるということになる
そこで角換わりを得意とする棋士たちは先手番で工夫をして早めに▲2五歩を決める相掛かり模様から角換わりを目指すようになった
この局面から△4四歩として雁木を目指すことはできない(△4四歩なら飛車先を決めておいた効果ですぐに▲2四歩と仕掛けて先手必勝)
https://i.imgur.com/KmtCeck.jpg
実際にはこの順は最近発見されたわけではなく大昔からあった
しかし昔は早めに▲2五歩を決めてから角換わりにするのは損だと言われていた(角換わりになった後で右四間飛車にして▲2五桂と跳ねていく含みがなくなるから)
しかし角換わりの研究の進歩によって▲4八金▲2九飛型が発見されて環境が一変
▲4八金から右四間はないので桂馬は普通に▲4五桂と跳ねるようになり▲2五歩のデメリットはなくなった
ということで早めに▲2五歩を決めるのは雁木を封じて先攻できるメリットだけが残り基本定跡になったというわけ
つまり先手番が雁木を封じる順を採用したので後手の角換わり拒否雁木が姿を消しただけで雁木自体が弱いから消えたわけではない >>10
タイトル戦に出てくるクラスだと久保と菅井しか振り飛車党がいないからしゃーない 振り飛車は全部角道オープンの振り飛車なんだな
ノーマル振り飛車はガチで絶滅したか 角換わり多すぎワロタ
まあ体感で角換わりばかりなのは知ってたけど ひっそりと一手損角換わりも絶滅してますね……
まあわざわざ一手損角換わりやらなくてもほっとけば正調角換わりになるから誰もやらないというところもあるかもしれんが 一手損は羽生流の72金型右玉が一瞬たくさん指されたけどその後見ないな 矢倉は防御力は高いからな
大ゴマに成られなければどうという事はない Q. 矢倉は本当に終わったの?
【高見泰地叡王】
そもそも、矢倉は終わっていません。私も5手目▲7七銀はいまもよく指しています。
【郷田真隆九段】
ははは。ある程度△7三銀型と△7三桂型の急戦矢倉の定跡が突き詰められたら、またがっぷり四つの矢倉が出てくるんじゃないかと思っています。
【屋敷伸之九段】
結構いまでも、指す人は指しています。矢倉は終わっていません。
【木村一基九段】
やがて、角換わりや相掛かりも飽きて矢倉を見直す人が出てくれば、流れが変わる可能性もあります。
【糸谷哲郎八段】
矢倉は長年、指し続けられてきた戦法だから、終わっているということはない。やっぱり、人間は人間が指し続けてきた形のほうが強いんですよ。
【藤井聡太七段】
後手は△3三銀を上がらず急戦にすることが多いですが、それはそれで先手も五分以上には指せる。なので、これから5手目▲7七銀からの矢倉はむしろ増えていくのではないかと思っています。
【増田康宏六段】
米長流のような急戦矢倉、あるいは、高見叡王が得意とする▲6七金左の矢倉は結構ありかなと思う。
https://www.shogi.or.jp/column/2019/03/mynavi201903.html
これが現実 >>18
矢倉は終わった発言の張本人である増田も急戦矢倉や土居矢倉は否定してないんだな >>18
みんな相矢倉で金矢倉にするという矢倉の王道が終わっただけ(それすらも将来復活の余地あり)って認識なんだな >>18
藤井くん矢倉増えるとか言ってるけど自分は矢倉やらないよね…… でもコンピュータ将棋ではあんまり見ないんだよな
評価値見ると矢倉が確定する5手目7七銀の時点でも角換わりと10くらいしか違わないのに >>21
藤井の棋風とはあまり合ってないからな
矢倉使ってくる相手がこれから増えるから対策しないとみたいな意味で言ってたんだろうね >>8
現在最強のコンピュータ将棋定跡と言われているテラショック700が本筋にしてるのが横歩取りだからね
横歩は全然終わらない まあ数十年前は今の角換わりくらいの頻度で矢倉が指されていたわけだからその頃と比べたら激減ってだけでしょ >>21
千田戦では先手で矢倉やってなかったっけ? >>1の6局を急戦とか土居矢倉とか細かく分類するとどうなる? 増田は以前7七銀と上がる形自体が良くないと言ってたのにいつの間にか手のひら返してるな >>28
間違ってるかもしれないけど
王位戦第3局 ●豊島―木村○ 先手金矢倉、後手土居矢倉
棋聖戦第3局 ○渡辺―豊島● 先手金矢倉、後手雁木
棋聖戦第1局 ●渡辺―豊島○ 先手急戦矢倉
叡王戦第3局 ○永瀬―高見● 先手土居矢倉、後手土居矢倉
竜王戦第5局 ○羽生―広瀬● 急戦
王座戦第3局 ●斎藤―中村○ 急戦矢倉 >>19
増田が言ってるのは88に早めに囲ってしまう旧式矢倉だかんね。 将棋連盟の棋譜中継アプリで見られる最近の対局789局の中だと
相掛かり103局
横歩取り33局
角換わり143局
雁木31局
矢倉80局
中飛車101局
四間飛車62局
三間飛車79局
向かい飛車12局
角交換振り飛車45局
相振り飛車33局
その他43局
となってるのでタイトル戦以外でも普通にたくさん指されてるね
https://i.imgur.com/GMryz0U.png 左美濃に潰されるってだけだからな
衝撃的なのはあんな単純な攻め筋が通るっていう いわゆる矢倉新24手組(5手目6六歩)が後手の居角左美濃急戦で絶滅しただけ
5手目7七銀のほうの矢倉は普通に現役だし土居矢倉の復権で新しい展開も見せてる 横歩はノーマル横歩でも研究大変なのに
勇気流、さらに青野流が強力すぎる
ある程度対策固まらないと後手番で採用出来ない 角換わり>矢倉+雁木=相掛かり>>横歩って感じだな 居飛車って元々は矢倉・角換わり・相掛かり・横歩取りの四大戦型だったよな
いつの間にか一手損角換わりと雁木が追加されて六大戦型になったけど、一手損角換わりはほぼ絶滅状態でただの角換わりの亜種に戻り、雁木も激減でただの矢倉の亜種に戻った
結局四大戦型のままだったんだな >>43
相土居矢倉こそが最新型の相矢倉と言えるだろう >>30
高見が矢倉得意にしてるから高見が叡王戦で何局もやったのかと思ってたが色んな棋士が矢倉やってんだな >>30
先手金矢倉後手雁木って戦型としては雁木じゃなくて矢倉なの? >>47
一般的には矢倉戦型に分類される
先手が矢倉を目指すのが矢倉戦型
それに対して後手も矢倉にすることもあればしないこともあるけどどちらも矢倉戦型に分類される
というかもともとは雁木自体が矢倉のバリエーションの一つって扱いだし 後手番雁木はむしろ有力だから、
先手が角交換を強要して角換わりに誘導してる面もあるとか誰かが言ってた 戦型の分類なんてのは相居飛車で角道を止めて戦うものを矢倉戦型と定義しとけばいいんだよ
角道を止めて戦うという前提だといかにして相手の飛車先を受けて固く囲うかが重視されていたので金矢倉がよく採用されていたに過ぎない
角道を止めて駒組する時点で土居矢倉にしようが雁木にしようが戦型としては矢倉戦型でいい 雁木の方が歴史あるんじゃないの?
プロ的には矢倉の方が流行ってたけど >>52
矢倉のほうが歴史あるよ
矢倉は江戸時代から指されてる
雁木は5七銀6七銀と銀を横に2枚並べて左金を7八に置く形は江戸時代からある
ただそれに加えて右金を5八に置くいわゆる雁木囲いは昭和になってから木村義雄名人が考案した
さらに言うと右銀を5七ではなく4七に置くツノ銀雁木が考案されたのは21世紀になってから 増田は先月解説で「雁木は終わった」発言してたじゃん >>52
雁木っていうのは本来は檜垣是安という江戸時代の棋士が考案した対振り飛車で引き角にする戦法のことで現在の雁木囲いとは全然別の戦法
昭和頃には雁木戦法は完全に廃れていたけれど檜垣是安の伝記で「雁木」という名前だけは有名だった
ところが昭和期に流行っていた名無しの囲いこそが雁木戦法なのではないかと誤解した棋士がいてそれがそのまま定着してしまったというのが現在で言う雁木囲い
要は雁木という名前の戦法は江戸時代からあるけれど現在の雁木囲いとは何の関係もない戦法ということ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%81%E6%9C%A8%E5%9B%B2%E3%81%84 ってかここ一年間で見ても普通に多いけどここ一ヶ月に絞ったらさらに矢倉急増してないか? >>53 >>55
57銀67銀78金58金69玉の構えは檜垣是安以前の在野の強豪が指していると
将棋世界17年11月号に書かれてある
また、大正〜昭和に流行とも書かれてある
ツノ銀雁木は雁木伝説なんかにも載ってるし前からある
というか俺でも指してる 流行ってなかっただけ 矢倉は土居矢倉が固さよりバランスの現代将棋にマッチしてるのが発覚してから一気に復権したな
戦前からこれを愛用していた土居名誉名人は凄い
戦前で参考記録とはいえA級順位戦18連勝しただけのことはある 急戦矢倉は終わってないだろ。
増田幸三が言ったのは、
がっちり組み合った相矢倉は終わったってことだよ。
それがわからんで、こういうくだらないスレを立ててしまうや
つの棋力は知れてるわ。 >>52
現在で言う雁木囲い自体は伊藤宗看との三十番指しで有名な松本紹尊が指していて江戸時代初期からある
つまり矢倉よりも前からあるのは確実
ただこの形に雁木囲いという名前が付いたのは昭和になってから
桧垣是安創案の雁木の駒組(現在で言う対振り引き角のこと)と混同されて雁木囲いと呼ばれるようになった >>62
しっかり囲う土居矢倉も大流行なんですがそれは 純文学な矢倉が減ったんだろ
名人戦は矢倉じゃないとって平成でも言われたくらい >>41
駒がぶつかった時点を基準にして
角道開けてない→相掛かり
角道開けてる→横歩取り
角道開けてから閉じてる→矢倉
角道開けてから角交換してる→角換わり
と定義すると非常にすっきりする
この分類だと横歩取らずが横歩取りに含まれることに不満の人もいるかもしれんが
雁木は角道閉じてるから矢倉の一種、一手損角換わりら角交換してるから角換わりの一種となる >>41
上野先生の序盤完全ガイド居飛車編が改訂されて一手損角換わりと雁木が追加されたのにそれ以降みるみる減少してるね 結局その時どきで戦型に流行があるだけ
本当にダメな戦形なんて振り飛車くらい 人間同士の低レベルな戦いなら
矢倉という弱い戦法でも誤差範囲の差しかつかないのだろうねw >>71
現在世界3位の将棋ソフトである水匠改(SuishoKai)の作者さんが振り飛車ソフトでトップ取れるかもしれないと言い出してる
トッププロより強いコンピュータ将棋の世界でもまだ結論出てないレベル
たややん@水匠+NNUEkai @tayayan_ts
しかし、振り飛車ソフトがトップになるのは、とても厳しいものと考えておりましたが、illqha(及び派生のorqha)にさえ勝てれば、SOTAを目指せるらしいことがわかったので、モチベーションが上がりますね。
歴史が動かせるか。
https://twitter.com/tayayan_ts/status/1162154255731396610
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) >>75
ちょうど昨日の調査で振り飛車ソフトの振電改がKristallweizen(世界2位)に勝ち越したらしい
そのせいでひょっとして振り飛車を真面目に学習させたソフト作ったら居飛車よりも強くなるんじゃないかって一部の開発者が盛り上がってるところ
多分トップは取れないだろうけどこれまでは振り飛車学習させてるソフト自体が少ししかなかったので状況変わってきた 土居矢倉ってソフトも推奨してなかった?
弱い戦法なのか? >>81
結局は先後同形になると角換わりみたいに手待ち合戦が増えるからな >>81
土居矢倉は普通に強いよ
ただ最新ソフトだと角換わりよりも評価値10くらい低い
ちなみに初期局面の時点で先手がプラス50から70くらいなので後手番で勝つことのほうが矢倉で勝つよりもずっと難しいということになる
要するに10は誤差レベルの違い >>81
土居矢倉はバランスがいいのでソフトが好む形 先手土居矢倉vs後手急戦がどうなるかってところだな
これで先手が対応できるようなら相土居矢倉の時代になる まあ増田くんは金矢倉が終わったと言いたかっただけで矢倉系統が全部終わりと言いたかったわけじゃないでしょ
金矢倉は固めるって感じするけど土居矢倉はバランス重視でふんわり守るって感じで全然別の将棋になるから 増田は対振り左美濃も終わったとか言い出してるしアテにならん 将棋ソフトは読みの正確さが物凄いからソフト研究によって細い攻めを繋げられるようになったというのが大きい
それで固めて守り勝つ将棋よりもバランスの取れた陣形から攻めまくるのが強いと分かってきた
矢倉が終わったというのも固めるタイプの矢倉が終わったというだけでバランスタイプの土居矢倉なんかは復権できた
振り飛車も美濃囲いで固めて守り勝つのはやめてバランス重視で攻めるタイプなら復権もありえるだろうな 増田は雁木は終わりですとかも言ってたからな
とにかくなんでも大袈裟に言うタイプだから真に受けたら駄目 それ言ったら、スマホより弱くなったプロ棋士が一番終わってるよね 30年前・20年前・10年前に戻ってプロ棋士やスレ住民に向かって、
2019年では土居矢倉が復権してるなんて言っても誰も信じないだろうな。
米長さんとかこの子は面白い事をいうなって口ではいっても、本心では冗談だと思うだろう。
羽生さんや渡辺さんも本気でとりあわないだろう。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています