https://www.sankei.com/life/news/191118/lif1911180012-n1.html

第45回「将棋の日」表彰・感謝の式典が18日、東西の将棋会館で開かれ、
将棋の普及振興に尽力した個人・団体へ感謝状贈呈や棋士の記録・勤続表彰、
昇段者への免状授与などが行われた。

 東京の将棋会館では冒頭、日本将棋連盟の佐藤康光会長が
「将棋はAI(人工知能)の影響で大変な革新を遂げました。
しかし、将棋は奥深いもの。キャッチフレーズとして『盤上に感謝』
『最高のコミュニケーションを』の2つを作りました。
将棋が身近なツールとして将棋の魅力を伝えていただければ」とあいさつした。

 感謝状贈呈では、詰め将棋作家で京都大名誉教授の若島正さんら
東西合わせて10の個人・団体に日本将棋連盟から感謝状が贈られた。

棋士関係では、将棋栄誉賞(600勝)の渡辺明棋聖=棋王・王将=と山崎隆之八段らを表彰。
昇段した豊島(とよしま)将之(まさゆき)名人(九段昇段)や
永瀬拓矢二冠=叡王(えいおう)・王座=(八段昇段)ら東西合わせて12人の棋士・女流棋士に免状が授与された。