なんか、何十年か前にこういう質問があって、それに大山名人が答えていたのを思い出す。
「大丈夫、プロの高段だって7手詰みが解らない人もいるんですから。将棋は実戦で考える
ことの方が大事ですよ。」確かこんな回答だったと思う。要は実戦で考えてこそ実になり力が
つくものだと言いたかったように記憶している。聞き方によっては詰め将棋なんかしょせんは
詰将棋だけのものといった辛辣な皮肉を感じたものだ。