(スポーツ報知)
https://hochi.news/articles/20191208-OHT1T50243.html

―今年を振り返って

藤井聡太七段(以下、藤)
「今年は王将リーグなど、トップ棋士の方と多く対戦することができて、自
分の現状の課題を知ることができた1年だったかなあと思いますし、
そうした反省を来年につなげていけたらと思います」

―藤井七段は課題という部分で持ち時間の使い方を挙げていた。具体的には。


「今年の竜王戦と王将戦で敗れた対局を振り返ると、こちらが中盤で時間を多く使って、
その結果で形勢を損ねてしまっている場面が多くあったので、そのあたりは改善していきたいなと思っています」

―藤井七段が1分間で7手詰の詰将棋を17問解いたり、今日のイベントではプロの技術を見せつけた。
詰将棋の極意とは。


「特に短い手数の詰将棋では詰み形のパターンを多く知っていることが速く解けることにつながると思います」


「藤井さんの言う通りで、ある程度、形が決まっている時、こういう手順だろうな、と予想を立てることです。
短い手数ならば、まとまりのある手順になるはずなので」

―豊島竜王・名人誕生の印象と今後いかに戦うかについて。


「豊島竜王・名人は以前から序中盤の手厚い将棋でしたけど、
今期の竜王戦は終盤の指し回しが鋭かった印象がありまして、とても充実しているなと感じます。
自分自身、豊島名人との公式戦では結果を残せていません(未勝利)ので、
実力を付けて互角に渡り合えるように頑張りたいと思っています」
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