銀矢倉のほうが堅いのはもちろん、攻め駒も金のほうがなにかと厚い。
組めるものなら組みたいけど、手数がかかるので、現代将棋では(といっても中原以降だが)なかなか実現しない。
だから、序盤がゆるかった時代には、他の棋士より圧倒的に将棋がわかっていた大山が愛用した。
まあ、プロは銀冠が好きなくらい、銀矢倉がすきなんじゃないか。