https://www.sanspo.com/etc/news/20200220/amk20022005000001-n1.html

初タイトルは1989年の竜王戦で獲得タイトルは通算99期。
あと「1」と迫った通算100期が残された大目標だが、
日暮れて道遠しといったところだ。

棋王戦に挑戦中の新鋭、本田奎五段(22)は
「目標の棋士はいない。理想はコンピューター」と公言して憚らない。

「人は信じない」とでもいうのか、
棋士同士の研究で棋力を磨いた羽生から見ればまさに「新人類」の台頭だろう。
あるベテラン棋士はいう。
「AIと違い人間ならときに悪手を指すが、
必死に取り返し逆転につなげるのが魅力たっぷりの“羽生マジック”。
衰えは隠せないが、AIにも取り組みはじめこのまま朽ち果てるとは思えない」。

初タイトル獲得へ好スタートを切った藤井は、
AIと人との研究という2つの要素が組み合わされたハイブリッド型といわれる。
「棋を見て人を見ず」のAI信奉派とハイブリッド派のはざまで、羽生の人間力将棋の巻き返しが見たいものだ。
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