>>885
全然使えてない
今現在の純粋な棋力を知るのが目的で開発しているのだから、過去の勝率と照合しても意味がない
eloレーティングは現在のランキングをあきらかにして今対戦したら期待勝率は何パーセントになるかを教えてくれる
同じことがELQレーティングでもできることを証明できなければ何の役にも立たない
過去の対戦勝率を知りたければ、実際のデータにあたればいいだけのことだが、現在の藤井二冠と豊島竜王はどちらが強いかは過去の対戦記録を解析してもわからない
直近の成績ではデータが足りないし、古すぎる成績では参考程度にしかならないからだ
したがって、棋士それぞれの過去20局の順位戦の棋譜を解析してレートに換算するという方法を採用するのは間違っていない
間違っていないどころか、そうした手法を採る以外に純粋な棋力を求める方法はない
その結果が思わしくなければ、純粋な棋力を解析することは不可能だと結論するしかない

では、ELQレーティングはどうだったか?
2017年レーティング1位の豊島と1953年の大山の棋力が同じで、その豊島と大山より2020年の増田、大橋、船江、石井、八代、都成、大地の純粋棋力が上という解析になってしまった
豊島の評価を間違えているわけだから大山の評価も間違えていることになる
つまり、役に立たないということだ

ELQランキング
 藤井(2019) 3000  
 増田(2020) 2983
 大橋(2020) 2964
 船江(2020) 2946
 石井(2020) 2943
 八代(2020) 2932
 都成(2020) 2900
 大地(2020) 2873 
 豊島(2017) 2867
 大山(1953) 2858