>>902
暇をもて余しているのに自分の頭で理解できずに教えを乞うとは恥ずかしい老人だね

例えば、羽生と渡辺の全棋譜を解析して悪手度を調べてから仮想対戦させたら、実際の勝率に近い結果が出て当然だ
答えを先に知ってるのと同じことだから違ってたら話にならない
ところが、そうやって答え合わせはできても、現在の羽生と渡辺でどちらが強いかはその仮想対戦からは得られない
それどころか、「渡辺より羽生が強い」と間違った結論を出してしまいかねないわけだ(>>885)

羽生VS森内の全棋譜と羽生VS康光の全棋譜があれば、羽生の森内に対する勝率と羽生の康光に対する勝率は悪手度のデータを利用した仮想対戦でも似たような勝率になるだろう
しかし、森内と康光が対戦した場合の勝率が森内の0.458になるとはこれらのデータからは導きない
森内と康光が対戦した場合にどんな悪手度の分布になるかは予測がつかないからだ
同様に、森内VS郷田の勝率が0.500であることもわからない
ELQで実際の勝率に近い推定ができるのは実際のVSのデータで二人の対戦時の悪手度がわかるときに限られるからだ
となると、全盛期同士の対戦がない棋士が対局したときの勝率がどうなのかはELQの仮想対戦ではわからないということになる

つまり、ELQは実際に対戦歴がある棋士の全VS棋譜の悪手度データをなぞることで、過去の成績=勝率に近い対戦結果を再現することができるだけで、現在の棋力の評価をすることはできない

そのVSの結果で他のVSの結果を推定することもできない

ましてや全盛期のVSがない棋士同士がもし対戦したらどっちが勝つのかについてはELQは答えるノウハウを持ち合わせていないのだ