>>773
ちょっと違うかもしれない
例えば、自分の場合は先手番では6六銀型で一定の勝率を維持していましたけど、後手番6六銀型はどうやっても無理でした
定跡はあくまでも定跡なので、そこから経験と研究は必須になるわけです
その結果、使いこなせる作戦とそうでないものとに分かれてきます
特に後手番は積極的な攻勢をとるのが難しく、6六銀型は積極的な作戦ですが、定跡的にも難しい部分があります
それでも6六銀型を採用できるかどうかはその人次第ということですね

それから、陣形等によって使い分けるという部分についてですが、井出隼平 四段などの棋譜を過去に並べた時には、7八銀型で待機して相手の陣形によって変えていくような指し方は見ました
ただ、これは一般的な定跡の6六銀型などとは異なるため、あまりごちゃまぜにして語るとややこしくなるだけなので、まだその辺は気にしなくて良いと思います

1つだけ言えるのは、定跡をしっかり学ぶのでなければ、5六銀型でも6六銀型でも指しやすい方を選べばよいだけです
定跡を奥深く学ぶとまた違った景色が見えてきて、考え方がかわるかもしれません