◇通算勝率のサブ解析
一般に、タイトル戦への登場回数が多いほど勝率が下がり、順位戦や竜王戦のクラスが上に行くほど勝率が下がる
逆に予選等の対局が多い棋士ほど勝率は高い
棋士の実績を比べる際にはこうしたバックグラウンドを揃えることが重要となる

同格の棋士でもバックグラウンドが違いすぎることもある
あまりにも強い王者に何度も挑戦し続けた棋士の通算勝率はよくないし、タイトル獲得数も少ない
タイトル戦が少ない時代の覇者はタイトル獲得数が少ないが、覇者以外の棋士はさらに少ないのは明白だ
こうしたバックグラウンドの違いを調整できないときはサブ解析もつけて検討しないと評価を見誤ってしまうだろう
したがって棋士の勝率ランキングを出すときは帰納法(生データの集計)でなく演繹法(仮説条件を設定したデータ集計)が求められることになる
そこで、升田・大山から藤井聡太まで12棋士を選んでサブ解析してみた
結果はこのスレにて今日中に公表できるだろう