>勝利の追求が最優先の棋士たちは、必ずしも「正解」にこだわらず、自分の得意戦法や経験が生きる形に誘導するケースも多い。しかし藤井五冠は「相手のミスに頼る勝ち方をせず、地力勝負に持ち込んでいる」。
>「混戦になった時、最後の最後で抜け出す力が藤井さんは抜きんでている。終盤に大きなミスをしないという自信が背骨となり、序中盤の安定した思考を支えているのでは」
>羽生善治九段(51)の場合、実はタイトル戦では2日制より1日制の方が獲得率、勝率とも高い。大舞台で何度も戦ってきた森内九段は「羽生さんは瞬発力が高く、長距離というより中距離に強いタイプ。
>序盤は相手に先行されることもあり、逆転の難しい長時間の将棋より、適度な持ち時間の方が向いているのでは」と解説する。

>森内九段は「今の時代、得意戦法や棋風を持つということは弱点にしかならない」と言い切る。
>棋風には「攻め将棋」「受け将棋」などがあり、棋士の個性ともいえる概念だが、「正解」を求める上では先入観にもなり得るという。
>「藤井五冠は特定の得意戦法やこだわりを持たず、常に最善手を追い求める。非常に合理的な将棋で、多くの若い棋士が後に続くだろう」と評価する。
>藤井五冠は昨年末、同世代の囲碁棋士、関航太郎天元(20)との本紙での対談の際、「(対局中)考える上で、読みと形勢判断以外のものは基本的にいらない」と言及。
>勝負に大きな影響を与えるとされてきた「経験」や「勝負勘」といった要素に依存しない考えを明かしている。

最年少の藤井五冠、長時間対局で際立つ強さ…「常に最善手追求」と森内俊之九段
https://www.tokyo-np.co.jp/article/159880

森内はさすがだな
藤井の思考も現代将棋の特質も羽生の序中盤下手もよく理解している
勝負術ガー勝負勘ガー経験ガーなどといまだにグチグチ言っているB級棋士羽生やそのヲタとは頭も器も違うわ