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全盛期比較では羽生善治さんよりも藤井聡太さんの方が強い説

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0001名無し名人
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2023/07/16(日) 01:44:30.64ID:KZ3wDlKm
あると思います
藤井さんが7冠を達成した年齢は20歳。
一方で、羽生さんは一般的に棋士の全盛期である25歳です。それをふまえると25歳の藤井さんは羽生さんの全盛期以上の活躍を期待できます
0220名無し名人
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2023/09/10(日) 11:38:06.09ID:TyjVQg+7
どこまで才能を伸ばせる棋士か、上に立てる棋士かはレーティングでわかる
藤井聡太がどんなに凄い棋士かはレーティングを見れば一目瞭然だ
同じ理屈だから過去の棋士の偉大さもレーティングからわかる
七冠の頃の羽生は今の藤井七冠には及ばないこともレーティングを解析することで一発でわかった
では、大山はどうか
そこで、大山が最高レートを記録した1962年6月1日(大山39歳)のレーティングを解析してみた
https://i.imgur.com/vZ2mayS.jpg

右側の藤井七冠の最高レート時のレーティングとは大きな違いがあるのがわかるだろう
第一に大山時代はフリークラスの棋士がいなかった
棋士の平均年齢も凄く若い
A級棋士以外はどのクラスも今より若い
一方でA級棋士の平均とC2棋士の平均のレート差は藤井七冠時の差と同じだ
藤井最高時 1847-1544=303
羽生最高時 1718-1473=245
大山最高時 1704-1401=303
つまり、A級棋士のレベルが現代と同じなのだ
これはどうしたことか
平均レートだと1516と1559なのでレートのインフレはさほど進んでいないように見えるがそれでいて明らかにどこかおかしい
羽生七冠時と藤井七冠時の比較のときにはなかった違和感だ
それはレートで表現されているはずの棋士の棋力が大山時代と現代では全然異なるものになっているからにほかならない
どのくらい異なるものになっているか
フリークラスの棋士を除いて順位戦参加棋士だけで比較してみるとそれを知ることができる
0221名無し名人
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2023/09/10(日) 11:46:26.74ID:TyjVQg+7
フリークラスの棋士を取り除いてみると藤井七冠時の棋士数137名、平均レートは1611となる
大山時代の1516は現代だと1611の棋力ということになる
https://i.imgur.com/gvlJazw.jpg

果たしてそれだけか
137名中C2棋士の比率は40.1%もある(大山最高時は21.9%)
逆にB1以上の棋士の比率は大山時代のほうが圧倒的に高い
したがって、レートの総平均は現代より大山時代のほうが高いのが自然なはずだ
どのくらい高いのが自然なのか
それを推測する手掛かりになるのが30歳未満の棋士のレート平均だ
論より証拠である
名人とF棋士を除いた30歳未満の棋士のレート
藤井最高時 1663
羽生最高時 1650
大山最高時 1518
大山時代は1518、現代は1663だから145も違う
つまり、大山時代の1518は現代だと1663に等しいということになる
0222名無し名人
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2023/09/10(日) 11:51:58.01ID:TyjVQg+7
ここまでわかれば話は簡単である
大山時代のレートに145を加えて現代のレートに置き換えればいい
置き換えたレートでもう一度大山が最高レートを記録した時と藤井七冠時のレートを比較したのがこれだ
https://i.imgur.com/J1fzsHe.jpg

置き換えた後の大山最高時のレーティングはこうなっている
1位 大山康晴  2152 (39.2歳)
2位 加藤一二三 1945 (22.4歳)
3位 二上達也  1937 (30.4歳)
4位 升田幸三  1924 (44.2歳)

藤井のレート最高時はこうなっていた
1位 藤井聡太  2144 (21.0歳)
2位 豊島将之  1944 (33.3歳)
3位 永瀬拓也  1929 (30.9歳)
4位 菅井竜也  1898 (31.3歳)

最強時の大山は当時の将棋界では今の藤井七冠以上にべらぼうに強かった
レート最高時の大山の1年間の成績
期間:1961年6月2日~1962年6月1日
年間勝率    86.5% (32勝5敗)
タイトル局勝率 85.0% (17勝3敗)
0223名無し名人
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2023/09/10(日) 12:19:55.41ID:TyjVQg+7
レーティングを加工されても半信半疑だろうから>222の表を詳しく観察してみよう
①総平均レート
大山最高時 1664
藤井最高時 1611
大山時代のほうが高いのはおかしいのでは?という疑問はすでに折り込み済みである
加工後の各クラスの平均レートは大山最高時と藤井最高時とほとんど同じになったわけだから加工は正当だったといえる
大山最高時の総平均が高くなっているのは上位棋士の比率が高いのだから当然だ
②30歳前の棋士の平均レートを同じ1663にしたことでどう変わったのか
各クラスごとのレートへの違和感も解消されている
そして、棋士をレートの高い順に並べて変更前(左)と変更後(右)を比べれば変更前より変更後のほうがしっくり来ることが理解できる
フォントを赤にしているのが大山最高時の棋士である
https://i.imgur.com/tUu1YXC.jpg
0224名無し名人
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2023/09/10(日) 12:43:06.55ID:TyjVQg+7
さて、自身の最高レートを記録した大山が最初に迎えたタイトル戦が花村八段との第3期王位戦(大山4-0で防衛)だった
この4局を解析してみた
滅法強いときの大山将棋の特徴はAIとの一致率より悪手の少なさにあるようだ
深浦九段曰く「当時の名棋士の誰もが、大山先生にかなわなかったのもうなずけます」

第1局
1962-07-27
147手にて☗大山の勝ち
初手からの一致率 54/74=73.0%
41手目以降一致率 42/54=77.8%
悪手―疑問手 0-0
評価値グラフ
https://i.imgur.com/vaA6cyz.png
0225名無し名人
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2023/09/10(日) 12:43:40.54ID:TyjVQg+7
第2局
1962-08-10
128手にて☖大山の勝ち
初手からの一致率 48/64=75.0
41手目以降一致率 36/44=81.8%
悪手―疑問手 0-0
評価値グラフ
https://i.imgur.com/dL3wmB9.png
0226名無し名人
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2023/09/10(日) 12:44:03.01ID:TyjVQg+7
第3局
1962-08-23
151手にて☗大山の勝ち
初手からの一致率 49/76=64.5%
41手目以降一致率 41/56=73.2%
悪手―疑問手 0-0
評価値グラフ
https://i.imgur.com/Xq685ds.png
0227名無し名人
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2023/09/10(日) 12:44:31.43ID:TyjVQg+7
第4局
1962-09-10
136手にて☖大山の勝ち
初手からの一致率 53/68=77.9%
41手目以降一致率 42/48=87.5%
悪手―疑問手 0-2
評価値グラフ
https://i.imgur.com/IKQHi7U.png
0228名無し名人
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2023/09/10(日) 13:03:19.33ID:TyjVQg+7
当時の王位戦挑戦時の花村八段はレーティング8位で1679であるから145上乗せすると1824となる
現在のレーティングだと11位の服部六段や12位の斎藤明日斗五段に近いが、もちろん、佐藤天彦や斎藤慎太郎等のA級棋士相当の棋士でもあった
大山はこのくらいの相手には完勝する棋力があったということになる
悪手疑問手も相手次第だということが大山花村の王位戦の解析から理解できるだろう

もちろん、花村八段は当時のトップ棋士の一人であって相手が悪すぎただけである
花村はタイトル挑戦4回(名人、九段2、王位)、棋戦優勝3回、A級通算16期の実績があり、森下、深浦らの師匠で実戦稽古の鬼としても知られている
「妖刀使い」の異名を持ち、終盤は羽生に似ていて早見えの鬼手で恐れられたが「長く考えてもいい手があまり浮かばない」とぼやいていた
察するところその鋭い攻めも大山が受け間違えてくれるわけもなく、持ち前の終盤力自慢も終盤力で上回る大山の前では格好の餌食でしかなかったのであろう
(生涯成績は大山の43勝9敗、勝率にすると大山の82.7%だった)
0229名無し名人
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2023/09/10(日) 13:16:04.44ID:TyjVQg+7
AIで反復学習できない時代なのに大山の悪手の少なさは特筆に値する
とくに最新のAIによると受けの手が局面の最善手であることが多くなっている
時代は大山将棋の新しき担い手を求めているといっても過言ではない

プロ棋士の藤井評から
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受けの達人である大山康晴十五世名人は、と金や金の使い方が抜群にうまかったが、王位戦第1局の▲5五銀~▲6四とは大山を彷彿とさせる手順だ。
先日の棋聖戦第3局や、6月28日の王座戦挑戦者決定トーナメントでの羽生善治九段に対する受けつぶしといい、王手は羽生戦でのたった1手だけで、3局とも受けの手で投了に追い込んだ。
そして、迎えた王位戦第2局も形作りの寄せすら与えない受けの△44銀で投了に追い込んだ
落ち着きがある指し手で名人の風格が備わってきた
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0230名無し名人
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2023/09/10(日) 14:02:55.09ID:TyjVQg+7
全盛期比較で羽生七冠より藤井七冠のほうが強いのは疑問の余地がないが、藤井七冠が最強期の大山より強いかは実際のところはわからない
なぜなら多くの棋士は手加減して読んでいる
胸を貸す相手もいれば胸を借りる相手もいるし、棋戦によって持ち時間もちがうのだから当然であろう
仮に今まで対戦したことがなかったような強い相手に負けたら「そこまで読んでいるのか!それなら俺ももっと先まで読んで指してやろう!」と闘争心を燃やすことであろう
だから、実際に何十局も指してみないと史上最強棋士は決まらないから記録で比較するしかない
史上最強に強い棋士なら過去の記録は当然塗り替えられるはずだ
それが試されるのは羽生の記録でなく大山が持つ記録である

記録例
・1年間の最高勝率 86.5% (32勝5敗)
・タイトル局17連勝
・全タイトル19期連続獲得
・名人13期連続を含む18期獲得
・持ち時間8時間以上のタイトル獲得64期
・全タイトル戦50回連続登場
・最高齢のタイトル獲得(59歳王将)
・最高齢の早指し戦優勝(60歳NHK杯)
・最高齢の名人挑戦(63歳)
・最高齢のタイトル戦挑戦(66歳棋王戦)
・A級在位44期(連続)
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