>>810
元のレートは終戦後以降のレートを計算しているGlickoレーティングのサイトから取得している
年度の10位のレートは日々変動するので10月1日の10位レートを使用
大山の1963年度の元レートは対局後のレートの平均値で1903となっている
この年度の10位のレートは1671なので大山のtenrateは1903+(1800-1671)=2032となる
同様にして1973年度の大山の元レートは1842で年度10位は1670であるから年度10位は1963年度と1しか違わない
よって大山の1973年度のtenrateは1972となる
1973年度の中原の元レートは1961でtenrateは2091となる
棋力を落とした大山に代わって中原が1位になっただけのこと
1963年度(40歳)の大山(2032)が1973年度(50歳)の大山(1972)より高いのは当然のことで、変わっていないというサイトはどこのサイトやら………

ちなみに大山のtenrateの最高年度は1962年度の2082なので藤井聡太が現れるまでは年度最高は中原だった
羽生はというとtenrateの最高年度は2000年度の2033
なお、tenrateの最高日は次の通り
大山2148(1962-6-1)
中原2136(1973-9-20)
羽生2094(1996/2/19)
*tenrateの他にmanrateなるものも考案しているがtenrateとの相関が高く似たような結果になる
最高レートより重要なのはそのレートが頑強か否か
大山はtenrateが2000を越えた年度が15回、中原は8回、羽生は7回