<永世称号などを名乗ったタイトルホルダーの例>

1人目 木村義雄 十四世名人
2回目の名人失冠→引退で「十四世名人」

2人目 塚田正夫 名誉十段
九段3期で得た永世九段資格が九段タイトルを失った後に発動し八段に戻らず塚田「九段」のまま
(塚田から奪取したタイトルホルダー升田王将・九段(八段)と無冠の塚田九段が並び立つ)
死後の連盟葬で永世九段の功績に対して「名誉十段」が贈呈される
死後に升田へ実力制第四代名人の称号が贈られたあとに「実力制第二代名人」が贈呈される

3人目 大山康晴 十五世名人
無冠時に創設された現役棋士大山用の称号「永世王将」をルールどおり名乗る
53歳で名人13連覇18期など抜群の成績をもって「十五世名人」を例外的に名乗る
(永世棋聖、永世十段は名乗らず 1992年に死去後の1997年に永世王位も後付でもらう)

4人目 升田幸三 実力制第四代名人
引退後の70歳時に連盟から「実力制第四代名人」の称号を贈られて名乗る

5人目 中原誠 十六世名人
47歳で前名人の称号の効力が切れたが九段にはならず例外的に「永世十段」を名乗る
60歳でルールどおり「名誉王座」を名乗る
60歳で名人9連覇15期など抜群の成績をもって「十六世名人」を例外的に名乗る
60歳で迎えた新年度初日に「永世王位」「永世棋聖」も例外的に名乗る

6人目 米長邦雄 永世棋聖
54歳で例外的に「永世棋聖」を名乗る(A級陥落、フリクラ転出後の5月に)

7人目 谷川浩司 十七世名人
60歳の誕生日に例外的に「十七世名人」を名乗る

※その他 平常時の段位として加藤一二三が「十段」を要求するも却下されたらしい