以上、これは升田いわくのお話し
ウソということはないと思う、ちょっとした自慢話ですな

通算5期で終生年金をもらえる=これが永世棋聖ということだと思う
ただこの年金は結局なくなったとのこと
社長の本命の升田はかすりもせず大山が取っちゃったからね
大山は永世棋聖(と永世十段)の称号は死ぬまで使わなかった 永世王将→十五世名人
中原も十六世名人を名乗ったあとに永世棋聖と永世王位は名乗ったので隠れて印象が薄い

永世棋聖は地獄にいるあの人専用の称号みたいになっている
そのうち前怪鳥のものって印象になっていくだろうけど

升田大山当人たちは兄弟弟子ということもあり言われているほどは仲悪くなかったみたいだけど
それぞれバックに朝日新聞、毎日新聞がいたのでそこの争いも絡んで微妙な関係になった
朝日と毎日は名人戦の奪い合いの歴史がある
最初は毎日新聞が主催して1940年代後半から朝日に
1970年代後半に契約金でもめて1年間名人戦と順位戦が休止
(この影響で中原名人15期16年、大山A級以上44期45年加藤36期37年…などと言われる)
また毎日に戻る
そのあとまた揉めて朝日毎日共催に落ち着いたのが現在
政治ですね