昔は「反則された方」の裁量って感じかな
こんなんで勝負がつくのは後味が悪いから見なかったことにして…で密かにやり直ししたりしてた

でも、星が苦しいと王手放置があったら、サッと相手の玉を取って勝ちを宣言したり

https://shogipenclublog.com/blog/2018/05/14/hansoku/

△2八飛と王手をかけられたところで、大野八段は「なんだい、こんな王手したってしょうがないじゃないか。王さん引けば投げの一手なんだあー」と話している。
しかし、ここで「大野先生、ここから一分将棋です」と記録係。
大野八段は秒読みになると慌ててしまうクセがあり(自分が秒読みになったらもちろんのこと、相手が秒読みになっても)、「えっ、もう時間か」と言うなり、▲3一角と打ってしまったのだった。
塚田正夫九段はこの一局に負けると降級の目がある。
「大野くん、悪いけどこれ、もらっとくよ」と玉を取る塚田九段。
「なにするんやっ!」と大野八段。この瞬間はまだ王手放置と気付いていなかったのだろう。
塚田九段「ぼく、いま苦しいんだ」