そもそも、菅井もたまたま勝ちが集まって挑戦してきてるだけで
振り飛車で勝てる時代ではないんだよな。

振り飛車で1番採用されてるエース戦法三間飛車の今季の戦法勝率は
先手番で43.8%、後手番は38.2%ってなってて
90年代にイビ穴相手に振り飛車滅亡か?と言われた時並に戦法としては厳しい。
菅井自身も勝ち上がってきたのが作戦負けから終盤力で無理やり勝ってただけで
王将戦に限らず菅井が今季捌いて勝った対局は殆どない。
んで、藤井相手には終盤逆転勝ちは難しいから
今後、奪取を目指すならまず菅井以外の振り飛車党でも勝率50%を期待できる作戦が先後に必要。
久保がタイトル取ってた時は先手は石田流、後手番はゴキ中で振り飛車の勝率が60%近かったし、
菅井が王位取った時も後手番振り飛車は終わってて先手石田も無くなってたけど先手中飛車が戦法勝率高く久保菅井以外の振り飛車党も勝ち越してた。
今くらい、振り飛車の勝率が低い時にタイトル取った振り飛車党は過去にもいない。