坪内祐三 2 【たいしたことないのに威張ってる】
SPA!の福田さんの追悼インタビュー読みました。
実はプライベートでは全く付き合いのない、クールな関係だったのですね。
これでいいのだ!、単行本になっていない最後の2年分、ぜひ本にして欲しいです。 上から目線とかよく知りもしないことの断定は
目立つための芸風に過ぎないんじゃないかな
全部大真面目だったら馬鹿過ぎだけど ああいう断定型の物言いはスノッブ編集者やディレッタント蔵書家によくいるタイプ
小話の頃に御老体の古書マニア仲間から学んだスタイルなんじゃないかな
コレクターには自慢したがりの孤独な人が多いから若造(当時の坪内)を相手にしてくれた 映画の酒中日記では一緒に飲んでる年下の作家が安倍首相をクサしていたが
坪内は同調せずに黙っているシーンがあったんだよな
良く知りもしない政治について偉そうなことを言うヤバさ、カッコ悪さは自覚していて
映像として残るものではコントロールしてるのかな、と思った 総理大臣になりたいとかいう本を書いてたよな
自意識過剰 >>355
>映像として残るものではコントロールしてるのかな、と思った
活字も残るし
SPAの福田との対談で展開した安倍須小個人への批判は
政策についてではなく人格批判だから
政策論だと後に検証されるし
批判展開の中で政策(外交・防衛、憲法学、経済理論)についての理解度が
読者によって検証されることになる
社会批評をするばあい、人格批判はわりと楽なのね
たとえば浅田彰もアベノミクスを支持するとしながらも
安倍首相個人の人格(子供っぽさ)が
政策成功の鍵だとしていた(政策についての検証はない)
そういう逃げ道を作った上での
つまり安全地帯を確保した上での批評など単なる中傷に過ぎないんだけどね
言ってる本人たちにその自覚がほとんどなく
他人を批判するが故に自分たちのステージが上がるかのような
いじめっ子中学生のような子供っぽさがある
中学生なら子供だから仕方ないけど、
いい歳の中高年が職業としてやっているからね スレタイに違和感があるな
この人そんなに威張る人なの? >>350,>>351
kindleunlimited でSPA!誌のバックナンバーが定額読み放題
古いのは駄目だけど最後の2年分ならそれで読めると思う >>358
>活字も残るし
そりゃそうだが映像だとインパクトが違う、情報量が違う
口調やらどんな馬鹿面でそんなこと言ってるのかやら微妙なニュアンスにいたるまで
全部動かぬ証拠が残ってしまう
まあ超マイナー映画で終わったからいいが、万が一、小ヒットでもしたらマズい 特集ワイド
サヨナラ坪内祐三さん 本と酒を愛した無頼派 ネット社会、変わりゆく東京を憂え
毎日新聞2020年1月30日 東京夕刊
この記事は有料記事です。(全文2932文字)
https://mainichi.jp/articles/20200130/dde/012/040/033000c >>313
>あれだけ執拗に自分の覚えてること読んだこと、また同時代の日記を書き遺した人も稀有。
>2000年代以降はそういう場がネットに移ったけど、それらは散逸するし…。
自分に取ってネット上のそういう存在がいるかな?って思ったら
吉田豪のTwitterが思い浮かんだ。でもアイドルは毛の先ほども興味無いんだよな まぁショックってほども無いけど 人間功罪含めて生きてるってのが自分にとっての真実だから
小林信彦 中野翠 坪内祐三のうち一番若いのが逝ってしまうとはなぁ 今朝の朝日の重松清の追悼文よい、
故人も浮かばれるだらう 江藤淳もか、井上ひさしもDVだっけ
何がフラジャイルだよ
弱い存在に暴力を振るってカッコ悪いな
保守でも左翼でも立派なこと言う人って表面ばかりいいのな >>374
この二人は新潮45休刊騒動の時、何の提言もせず
指をくわえて言論誌が潰れていくのを傍観してた
二人が執筆者だった「諸君」が潰れた時も後でグチグチ言うだけで
いざという時に役に立たないんだよ >>377
江藤淳、、WGIPの妄想を自分で作り上げて自分で信じ込んでいた、既に生きながら
にしてボケ老人だっただけの人でしょ。
昔の保守論壇ってそういう人が多いんだけど。
見掛けは達観・教養人ぶっているが引いてみると噴飯物のことしか言ってない人。
今の保守はボケ老人とも異なり生きながらにして常時ヒステリー躁状態だけどな。
『そこまで言って委員会』とかね。
>>380
福田・坪内の対談を読んでも「いやーセンセイ方が根がお坊ちゃん育ちで読書家で博識で
凄いのは分かりますけど〜」以外にはもはや何の感慨も湧いてこない。
この辺は所詮は永遠の論壇文壇ワナビーだっただけだろう。
石原慎太郎と親しいならあの人のボケさ加減はちゃんと叱ろうよ、福ちゃん、、\(^o^)/
福ちゃん自身が道化の自覚あるんでしょうが所詮はただの文壇床屋談義だよね。
坪ちゃんはその道化の夢のままに死ねて幸せだよ。 いつもありがとうございます。ボンベイ・サファイアとボンベイ・ドライジン
(確かにボンベイ・サファイアはジンなんだけど)の違いで店員にキレたのか
そういえば一時期キンミヤの焼酎を押してたな 突然キレるのがこの人の悪いとこだった
自分が持ってる東京っ子のイメージって嫌な目にあったり自分の美意識に合わないことに遭遇したら
その時はスルーして二度と関わらないって感じなんだけど この人はいきなり怒り出すだんよな
ここ1〜2年ぐらい引っ越しの時に処分した本をアマゾンの古本市場で集めてたんだけど
坪内祐三の本は高い価格のしか残ってないのが増えたな ちょっと価格が落ち着くまでペンディングだ
追伸 検索してみたら確かにボンベイ・サファイアの他にボンベイロンドンドライジンって商品があるみたいです。 >>383
「外国人の店員さん」とわざわざ書かれてることから
ツボちゃんが担当者からどう思われてたのか推し量れるな 面倒くせー奴だよな
安い飲み屋のバイトがそんなこと知らなくても仕方ないだろ
それが嫌だったらそれなりの高い店に行けよ 追悼文いろいろ出てるけど、平山周吉と鹿島茂のがよかった
福田和也には文壇史執筆を期待 本の雑誌の4月号は「坪内祐三追悼特集号」のようですね。今から予約しておこう。 福田坪内の言ってる「長生きして文壇史捏造してやる」って元々は島田雅彦が言ってたことだよな
(世紀末新マンザイで福田が紹介してたはず)
「長生きして」って自殺率高めの小説家が言うから意味があったわけで、評論家の言う言葉じゃない
とりわけ無頼気取って病気になるや摂生してる福田みたいな小市民の言っていい言葉じゃない まあ捏造する奴が予告するわけない。黙って捏造するさw
常識人のボクがちょっと面白いこと言ってます、ってだけ ユリイカ2020年5月臨時増刊号 総特集=坪内祐三(仮)
“追悼読み”に捧ぐ手向けの花
坪内祐三はよく飲み、よく歩き、よく観て、なによりよく読んだ。
雑誌を読み、小説を読み、評論を読み、ノンフィクションを読んだ。そして書いた。ひたすらに書いた。
そこには徹底した自意識が敷かれていた。坪内祐三とはテキストと不即不離に結びついた行動の日々である。
追悼文を読み、追悼の営為を問いつづけた坪内祐三の追悼特集。
目次予定*【寄稿】小沢信男/千葉俊二/一志治夫/康芳夫/内藤誠/平哲郎/南伸坊/中沢新一/高山宏/
桑原茂夫/泉麻人/小西康陽/松尾潔/西堂行人/杉作J太郎/新元良一/西村賢太/久世朋子/
戌井昭人/壹岐真也/安藤善隆/皆川秀/中尾務/涸沢純平/草g洋平/平山周吉/武藤康史/
浅羽通明/和久井光司/岡崎武志/?秀実/長谷正人/苅部直/佐野衛/服部滋/林哲夫/
高崎俊夫/山口拓夢/大澤聡/木澤佐登志… >>403
西村・浅羽・すがあたりは楽しみだな
しかし何故に福田の名前がない 書籍化されていない2016年5月から最終回2018年5月まで貼っておきました
私なりのツボちゃんの追悼とします。合掌。 >>430
ありがとう。
彼の死を期に著作を読み始めました。 >>430
ありがとう、合掌。
坪内さんには、山口昌男先生の寵愛を受けたからか、通時的、共時的に事象をとらえる視点がいつもあって
それをspaという軽い雑誌でやってくれてたのは貴重だった 学閥の力が無駄に働いてる。
学閥は有害だな、しょぼい奴を生き永らえさせる。 派閥なんて昔だけどな。学閥なんて再現ドラマじゃないの?
ショッピングストア派とかコンビニエンスストア派とかがゼノンスーパーマーケット
とやりあうとかいう意味だ。 閥というかライターや編集者で仕事を融通し合うんだろうね
弱者連合の一種で零細企業の多い業種ではよくやる手法
出版業界では最終学歴で固まるんだろう
いちおうインテリの業界だから 早くも忘れられた感があるな
なんにもない雑魚だったからなしかたない 無観客の春場所
ボブ・ディラン来日延期
生きていても今年は彼にとってつまらなかったかもしれない
大反対していたオリンピックも何だかんだ言って楽しみにしていたような。 >>437
>>433で上がってる山口昌男とかもまさにそうだけど、この種の博覧強記系の学者・作家・
ライターの書くものはいっけん凄いんだけど、いろいろひけらかされてるだけで引いて見ると
特に何もないんだよね。四方田犬彦とかもそんな感じ。呉智英とかも結局はゴミだった。
スレチだが小林信彦とかももう全然面白いと思えなくなった。
この辺の人たちは確かに読書量・教養量だけは凄いからいろいろと教えてはもらえるんですけど、、
個人的に川本三郎とかもむかしは少しだけ影響受けたけど(恥)、それは所詮は若気の至りだったなと。。
このスレで坪内が岡田恵和と対談してるのを初めて知った。
坪内・岡田対談は全部は読んでない。
ただ岡田もTVウンチクは凄いけど岡田の書くものはつまらない。
山田太一の『思い出づくり』へのオマージュとして岡田は『彼女たちの時代』を書いたらしいが、
去年、BS12の再放送で『思い出づくり』を(全話ではないが一部だけ)観たがやってる
ことのレベルがもう全然違うんだよ。
岡田の方はいかにもそれらしい「現代日本社会における女性たちの悲哀」を上っ面だけ
散りばめているだけだもの。
この種の作家には所詮は「自分はどうしてもこれ言っとかなくちゃ」というテーマが実はないんだよね。
TVライターでは例えば市川森一だと「キリスト教的世界観」「現実の中で人間がどうしても
抱いてしまう(でも届かない)夢」とかね。上原正三の「沖縄」「戦中戦後」「差別」とかね。
そういうのがない。 しかし岡田も親は割と自由放任主義者だったみたいだな。
坪内は元はボンボンで、岡田も金銭的には苦労したらしいが元は知的には放任家庭の出。
有名な学者・文人なんざ多くは「ボンボン」あるいは「必ずしもカネはないが(むしろ貧乏だったりだが)
読書など文化的なブツには寛容な家庭」の出ばかり。
、、これが世の中の「手品のタネ」「カラクリ」なんやなあ、、(´・ω・`) >>439
四方田とゴチエイに関してはそうかもしれんが、山口昌男を一緒にするのは失礼じゃないか?
明らかにインチキだなと思うのはやはり松岡正剛だな 中野幹隆も二宮隆洋も死んでしまったからね
松岡正剛がのさばってしまう 四方田犬彦も別に博識系でもないけどな
書くのはうまいから、たくさん出版しているけど代表作はゼロというタイプ 本の雑誌4月号(追悼号)、読みました。
暖かい気持ちになりましたよ。 >>439
>TVライターでは例えば市川森一だと
>「キリスト教的世界観」「現実の中で人間がどうしても抱いてしまう(でも届かない)>夢」とかね。上原正三の「沖縄」「戦中戦後」「差別」とかね。
>そういうのがない。
その二人は脚本家であり創作者だから
批評家は基本的に好き嫌いという個人的好悪の感情で仕事が出来るので
明確なテーマが無くとも何とかなります
ケチをつけようと思えばいくらでもできるからね
その場合引出しが豊富な方が説得力が増すわけね
××にくらべればこの作品は…という例示を並べていけばいいので
批評家が物知りだと有利なのはそのため(もちろんそれだけではないけどね) 師の亡き後、弟子の橋本倫史と赤井紀美の間で諍いが勃発している。 保守
書籍化してないspaの記事が全て読めるの凄いなw 19年の年末くらいから
今年の風邪ヤバいやら言われてたね みんなみんな逝ってしまった、けれど文学は死なない。 坪内祐三著 幻戯書房 2800円
2020/07/19 05:00
ちいさな片隅の別世界
評・橋本倫史 ノンフィクションライター
https://www.yomiuri.co.jp/culture/book/review/20200718-OYT8T50098/ 菊地成孔は追悼書いてないのかな?
追悼の名手と評価してくれた人を追悼するってなかなか無いよね 七人の旋毛曲がりがまさかの講談社文芸文庫入り
文芸文庫好きだったから良かったね 文春新書『最後の人声天語』坪内祐三
定価:本体950円+税
発売日:2021年01月20日
急逝した筆者による名物連載
『文藝春秋』の巻末を飾り続けた連載「人声天語」のシリーズ最終巻。文学から大相撲、街歩きまで平成から令和に代わる世を書き残す。
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166612970 タイトルに「最後の」と付けると
まるで山本夏彦や谷沢永一のような大物感が出るね
名前自体に大物感があるわけだし文章も偉そうだから
何も知らない後世の人が活字だけを目にすると
平成を代表する随筆家と錯覚しそうな気がする 実際平成を代表する随筆家と言えないこともなくないか?
坪内のほかに誰かいるなら話は別だが 文藝春秋
『シブい本』 文藝春秋、1997
『文学を探せ』 文藝春秋、2001
『一九七二』 文藝春秋、2003、文春文庫、2006、文春学藝ライブラリー、2020.12
『文庫本福袋』 文藝春秋、2004、文春文庫、2007
『同時代も歴史である 一九七九年問題』 文春新書、2006
『人声天語』 文春新書、2009
『文庫本玉手箱』 文藝春秋、2009
『人声天語 2 オンリー・イエスタデイ 2009-2015』 文春新書、2015
『最後の人声天語』 文春新書、2021.1
新潮社
『靖国』 新潮社、1999、新潮文庫、2001
『新書百冊』 新潮新書、2003
『私の体を通り過ぎていった雑誌たち』 新潮社、2005、新潮文庫、2008
『考える人』 新潮社、2006、新潮文庫、2009
『慶応三年生まれ 七人の旋毛曲り』 新潮文庫、2011
『昭和の子供だ君たちも』 新潮社、2014
『玉電松原物語』 新潮社、2020.10
講談社
『「別れる理由」が気になって』 講談社、2005
『ストリートワイズ』講談社文庫、2009
『酒中日記』 講談社、2010
『総理大臣になりたい』 講談社、2013
『続・酒中日記』 講談社、2014
『新・旧銀座八丁東と西』 講談社、2018.10
『慶応三年生まれ 七人の旋毛曲り』講談社文芸文庫、2021.1 ユリイカの追悼号をやっと読み終えたけど
酒癖の悪さは相当だったみたいだな
特に晩年は
アル中気味だったんだとしたらいいタイミングで死んだのかも知れない 今発の新潮に
https://www.shinchosha.co.jp/shincho/
ツボちゃんの話――夫・坪内祐三/佐久間文子
が掲載、上下2段組で30ページぐらいの量だった
なお増補して5月末に本として出る予定 佐久間文子『ツボちゃんの話 夫・坪内祐三』新潮社(第五章までは『新潮』5月号に先行掲載)
第一章 亡くなった日のこと
第二章 出会ったころ
第三章 三軒茶屋で
第四章 雑誌小僧
第五章 人間おたく
第六章 死にかけた日
第七章 偶然を引き寄せる
第八章 雑誌小僧 その二
第九章 怒るひと
第十章 友だち
第十一章 「ロマンティックなエゴイスト」のこと
第十二章 神さまのこと
あとがき 「ぼくが死んだらさびしいよ?」 さっき届いた今夜読む 神保町に勤めてた時期
古書会館の窓展か趣味のどちらかで坪内さんと佐久間さんが連れ立って来てたのを
見かけたことがあるんだよな 付き合い初めの頃だったんだと思う 佐久間さんは小柄な方だった 奥様の追悼本読みました。いい本でしたよ。
2週間前の週刊文春の小林信彦の連載にも、坪内さんのことが触れられていましたね。
(亡くなった直後は何も書いていなかった)
坪内さんは小林信彦のことを敬愛していたと思うので、天国で喜んでいることでしょう。 奥さんの本読んだ。
坪内祐三は発達障害とか脳の器質疾患だと思った。 ああいう記憶が始まってから、すべての出来事が脳に残ってしまうタイプの人は一定数いるみたいだな
昔60ミニッツって番組でそういう人たちを集めてインタビューしてるのを見たことがある
酷い出来事があるとその記憶が消えないから苦しみむらしい。 第4インター系
@Lev1026
・
Dec 7
福田和也がSFCの同僚の竹中平蔵を評して
「あの人は恐ろしい。学生と割り勘で飲み会やってる。『若者に金を使わせる』を実践してる。真似出来ない」
って褒め殺してたわな。 >>461
谷沢永一は大物ではないだろ
山本夏彦のように批判的思考でもとぼけた味もないし、
ただの悪口雑言で読んでても不快だった
矢沢永吉の方が変な味があって大物だと思うw ダジャレ言って自己満に浸るためだけに数年前の書き込みにレスつけてるアホ 木澤佐登志(@euthanasia_02)と生物郡(@kmngr)ってのはファンの気質が似ている気がする。 木澤佐登志(@euthanasia_02)と生物郡(@kmngr)ってのはファンの気質が似ている気がする。 >>371-375
ID:OXhNz9Av
坪内祐三テレビ好きだなー
こういうおっさんのデタラメ対談
ありましたら教えてケロ
田中康夫と浅田彰のは読んでるよ >>485
可能は文壇のゴミ漁り的幇間で柄谷の奴隷。 >>480
時間のズレはたいした問題じゃなくて、レス同士の関連性が
新しく読む人の関心をそそることは万々ある。 ジャズ・アンビエントから、少しずつSF的な流れに変わっていく様が
なかなかオモシロくないですか?
//youtu.be/f0og1UrDFy0 WEB本の雑誌 > 帰ってきた炎の営業日誌 > 3月14日(木)21年の奇蹟
杉江由次(1971年 - )
午後、デザイナーの松本さんと打ち合わせ。初夏刊行予定の坪内祐三さんの本の組版及び装丁のアイデア
を出していく。非常に楽しい時間。
2024年3月18日 帰ってきた炎の営業日誌
4月5日(金)晴れ風
現在単行本作成中の坪内祐三さんの『日記から 50人、50の「その時」』の初校ゲラができあがってきた
ので、早速プリントアウト。今、こうして坪内さんの本を作れていることの幸せを噛み締める。
2024年4月6日
夏葉社
ドトールで本を読んでいたら、向かいのおじさんが坪内祐三さんの本を熟
読し、熱心にいろいろと書き込んでいた。こういう人たちが古本シーンを
支えているんだなあ、と胸を熱くし、その人の顔を見つめたら、ぼくがよ
く通った、いまはもうない古書店の店主だった。
2023年8月29日 このスレで坪内の長所を分からない人が多いね。
坪内は江戸時代以来の東京の正統的蕩児なんだよ。
永井荷風や石川淳らの少し、頭の悪い後継者が坪内なんだ。
やっぱり、頭は必要。 一身にして二生を経る
中嶋 廣
1953/6/10
ただ、懐かしく――『右であれ左であれ、思想はネットでは伝わら
ない』(坪内祐三)(2)
2024年04月29日
坪内さんは、中野の『アラビアのロレンス』や『スウィフト考』などを愛読したが、論壇
時評や、時事的なコラムには反発した。
「私が彼の時事的な発言に反発をおぼえたのは、彼がすぐに、右傾化が始まっただとか、
またいやな時代がやって来そうだとか口にしたがるからだった。
進歩的文化人の典型。」
しかし坪内さんは、中野好夫の文章は、記事をスクラップするくらい好きだった。そこは
わざわざ、「その辺に私の矛盾があるのだが」と断っている。
ただ最後に、中野好夫はこんなことを述べている。
「〔宮武〕外骨翁の反俗、叛骨ぶりの基底には、思想やイデオロギーではなく、それ以前
のいわば天性の気質があったものと信じます。私はあまり思想なるものを信じません。よ
り信用できるのは気質です」。
坪内さんが信頼を寄せるのは、ここである。
「つまり私はこう書く中野好夫の気質が嫌いではないのである。」
私も同じように、中野好夫は好きでよく読んだ。しかし、「またいやな時代がやって来そ
うだ」というのは、きっとその通りだと思っていたのだ。
私が坪内さんと、ある距離を置いていたのは、そこらへんに原因がある。 教授のおすすめ!セレクトショップ
August 15, 2021
「ポトラッチ的書評」と言われれば、まあ、そうなんだが・・・
そんなことを考えているところで、最近、坪内祐三さんの書かれた『文
学を探せ』という、割と辛口の本を読みまして。
で、この本の中に「批評としての書評とポトラッチ的批評」という一文
がある。
で、この中で坪内さん曰く、自分は一部世間から「書評家」のように思
われているフシがあるけれども、連載は別として、単体で書評をしたこと
はほとんどない。というのも、その手の書評は新聞社とかがある特定の本
を指定してきたり、あるいは「この中から書評したい本を選んでくださ
い」的な依頼をしてきたり、そういうのが多いから。坪内さん的には、そ
もそもその時点で、坪内さんが考える書評の在り方と違っていると。
坪内さんとしては、まず自分で本屋に日参し、今、どういう本が出てい
るのかをチェックする。そして興味があれば自腹で買う。そしてそういう
中から、自分としてどうしても紹介したいという本があれば、それを自分
の連載とかの中で書評的なことをする。その意味で、坪内さんの書く書評
は、大半が「この本はいいよ!」というタイプの書評になるけれども、そ
れが坪内さんとは全く利害関係のないことであると。
で、それに比べて、今、一般に書評として出回っているものは、知人と
か友人の本を褒める「仲間褒め」とか、あるいは特定の本を褒めてやるか
ら、その分、色々配慮しろよな的な、利害関係丸出しのものばかりではな
いかと。そういうのは、坪内さんがある本を褒め、薦めるのとは全く質が
異なる・・・。
とまあ、そういう趣旨のことを述べられているわけ。 坪内祐三さんの長所は、なんといってもその鋭い批評眼と深い教養でしょう。彼は、現代社会の様々な問題を冷静かつ客観的に分析し、独自の視点から鋭い批評を投げかけます。その批評は、時に辛辣で耳が痛いこともありますが、常に真摯な姿勢で真理を追求しようとする彼の真摯な姿勢が伝わってきます。
また、坪内さんは幅広い知識と教養の持ち主としても知られています。文学、哲学、歴史など、様々な分野に精通しており、その知識を活かした論説は常に説得力に満ち溢れています。彼の文章を読むと、まるで目の前に広がる世界が一気に広がるような感覚を覚えます。
さらに、坪内さんは情熱的な人物でもあります。自分が正しいと思うことは、たとえ周囲の反発を招いても堂々と主張する勇気を持っています。その情熱が、彼の文章に力強さと説得力をもたらしているのです。
このように、坪内祐三さんは知性、教養、情熱を兼ね備えた稀有な人物です。 かるめら
7月の講談社文芸文庫新刊
坪内祐三『『別れる理由』が気になって』
2024年5月14日 本の雑誌
色校がでました! 坪内祐三さんの四年半ぶりの新刊『日記から 50人、
50の「その時」』は6月下旬発売。毎日新聞の伝説の連載の書籍化で、夏
目漱石や三島由紀夫、植草甚一、木佐木勝、永井荷風など50人の日記から
縦横無尽に時代と人物をひも解きます。これぞ、坪内祐三!
2024年5月30日
ゾシア
マニアにはわかる、この書き方は坪内祐三の文に酷似している
坪内祐三は吉行淳之介を愛読していたので、しかも文体にかなり影響を受
けていたことがわかった
画像は吉行淳之介「靴のはなし」の一節
2024年5月31日
メクルーホンまさる
ざっと読んだくらいのものも含めると、私は坪内祐三の本をたぶん10冊
くらい読んでいると思うが、どれも面白くて、一冊一冊に全力投球してい
るのが伝わってきた
とくにいいと思ったものは、
『私の体を通り過ぎていった雑誌たち』
『アメリカ−村上春樹と江藤淳の帰還』
『文学を探せ』
(つづく)
2024年6月1日 urbansea
坪内祐三は飯沢匡「武器としての笑い」を《私の好む岩波新書青版900番
台の中でも特に好きな一冊だ》と「新書百冊」に書いているのだが、ブル
ーノート4000番台とか、ナンバリングを語る文化は今もあるのかしら。私
は別冊宝島100番台と文春新書700番台が好きなのだが。
2020年6月25日
平成の初頭、浪人生の身で、さて本でも読むかとなり、頼りにしたのが百
目鬼恭三郎と向井敏の書評集であった。
平成のなかば、無職の身で、さて時間がいくらでもあるから本でも読むか
となり、頼りにしたのが↓の文庫目録と、坪内祐三「文庫本を狙え!」で
あった。
今どきは、はたしてなんになるのか。
2022年12月28日
平尾隆弘が編集長のときの週刊文春で始まった連載、ぱっと思いつくとこ
ろで
高島俊男「お言葉ですが…」
堀井憲一郎「ホリイのずんずん調査」
坪内祐三「文庫本を狙え!」
近田春夫「考えるヒット」
があるが、雑誌やCDが量的なピークを迎える/迎えようとしている時期の
熱量とは無縁でないように略
2024年6月15日 もこ猫PhD
不思議なことに、最近はネットの文字はいくら読んでいても「おっ」と思
うような新しい視点に行き会うことが少なくなったように思う。みんな似
たような話題をぐるぐるとループしていて、なんか見たことある話しか流
れてこない。古い本の活字の方がまだ僕にとって「新規性」があるような
気がする。
2024年6月12日
佐野亨 Toru Sano
坪内祐三『昭和にサヨウナラ』(扶桑社)再読。「ここに何か懐かしさを
感じさせるものがある。/自分はその懐かしさの形成に加わっていない。
/しかしそれにのっかろうとする。(略)そういう風潮が私は嫌いだ」と
いう一文に初読時ドキリとした記憶があるが、昨今をかえりみてふたたび
ドキリとする。
2024年6月18日