坪内祐三 2 【たいしたことないのに威張ってる】
>>480
時間のズレはたいした問題じゃなくて、レス同士の関連性が
新しく読む人の関心をそそることは万々ある。 ジャズ・アンビエントから、少しずつSF的な流れに変わっていく様が
なかなかオモシロくないですか?
//youtu.be/f0og1UrDFy0 WEB本の雑誌 > 帰ってきた炎の営業日誌 > 3月14日(木)21年の奇蹟
杉江由次(1971年 - )
午後、デザイナーの松本さんと打ち合わせ。初夏刊行予定の坪内祐三さんの本の組版及び装丁のアイデア
を出していく。非常に楽しい時間。
2024年3月18日 帰ってきた炎の営業日誌
4月5日(金)晴れ風
現在単行本作成中の坪内祐三さんの『日記から 50人、50の「その時」』の初校ゲラができあがってきた
ので、早速プリントアウト。今、こうして坪内さんの本を作れていることの幸せを噛み締める。
2024年4月6日
夏葉社
ドトールで本を読んでいたら、向かいのおじさんが坪内祐三さんの本を熟
読し、熱心にいろいろと書き込んでいた。こういう人たちが古本シーンを
支えているんだなあ、と胸を熱くし、その人の顔を見つめたら、ぼくがよ
く通った、いまはもうない古書店の店主だった。
2023年8月29日 このスレで坪内の長所を分からない人が多いね。
坪内は江戸時代以来の東京の正統的蕩児なんだよ。
永井荷風や石川淳らの少し、頭の悪い後継者が坪内なんだ。
やっぱり、頭は必要。 一身にして二生を経る
中嶋 廣
1953/6/10
ただ、懐かしく――『右であれ左であれ、思想はネットでは伝わら
ない』(坪内祐三)(2)
2024年04月29日
坪内さんは、中野の『アラビアのロレンス』や『スウィフト考』などを愛読したが、論壇
時評や、時事的なコラムには反発した。
「私が彼の時事的な発言に反発をおぼえたのは、彼がすぐに、右傾化が始まっただとか、
またいやな時代がやって来そうだとか口にしたがるからだった。
進歩的文化人の典型。」
しかし坪内さんは、中野好夫の文章は、記事をスクラップするくらい好きだった。そこは
わざわざ、「その辺に私の矛盾があるのだが」と断っている。
ただ最後に、中野好夫はこんなことを述べている。
「〔宮武〕外骨翁の反俗、叛骨ぶりの基底には、思想やイデオロギーではなく、それ以前
のいわば天性の気質があったものと信じます。私はあまり思想なるものを信じません。よ
り信用できるのは気質です」。
坪内さんが信頼を寄せるのは、ここである。
「つまり私はこう書く中野好夫の気質が嫌いではないのである。」
私も同じように、中野好夫は好きでよく読んだ。しかし、「またいやな時代がやって来そ
うだ」というのは、きっとその通りだと思っていたのだ。
私が坪内さんと、ある距離を置いていたのは、そこらへんに原因がある。 教授のおすすめ!セレクトショップ
August 15, 2021
「ポトラッチ的書評」と言われれば、まあ、そうなんだが・・・
そんなことを考えているところで、最近、坪内祐三さんの書かれた『文
学を探せ』という、割と辛口の本を読みまして。
で、この本の中に「批評としての書評とポトラッチ的批評」という一文
がある。
で、この中で坪内さん曰く、自分は一部世間から「書評家」のように思
われているフシがあるけれども、連載は別として、単体で書評をしたこと
はほとんどない。というのも、その手の書評は新聞社とかがある特定の本
を指定してきたり、あるいは「この中から書評したい本を選んでくださ
い」的な依頼をしてきたり、そういうのが多いから。坪内さん的には、そ
もそもその時点で、坪内さんが考える書評の在り方と違っていると。
坪内さんとしては、まず自分で本屋に日参し、今、どういう本が出てい
るのかをチェックする。そして興味があれば自腹で買う。そしてそういう
中から、自分としてどうしても紹介したいという本があれば、それを自分
の連載とかの中で書評的なことをする。その意味で、坪内さんの書く書評
は、大半が「この本はいいよ!」というタイプの書評になるけれども、そ
れが坪内さんとは全く利害関係のないことであると。
で、それに比べて、今、一般に書評として出回っているものは、知人と
か友人の本を褒める「仲間褒め」とか、あるいは特定の本を褒めてやるか
ら、その分、色々配慮しろよな的な、利害関係丸出しのものばかりではな
いかと。そういうのは、坪内さんがある本を褒め、薦めるのとは全く質が
異なる・・・。
とまあ、そういう趣旨のことを述べられているわけ。 坪内祐三さんの長所は、なんといってもその鋭い批評眼と深い教養でしょう。彼は、現代社会の様々な問題を冷静かつ客観的に分析し、独自の視点から鋭い批評を投げかけます。その批評は、時に辛辣で耳が痛いこともありますが、常に真摯な姿勢で真理を追求しようとする彼の真摯な姿勢が伝わってきます。
また、坪内さんは幅広い知識と教養の持ち主としても知られています。文学、哲学、歴史など、様々な分野に精通しており、その知識を活かした論説は常に説得力に満ち溢れています。彼の文章を読むと、まるで目の前に広がる世界が一気に広がるような感覚を覚えます。
さらに、坪内さんは情熱的な人物でもあります。自分が正しいと思うことは、たとえ周囲の反発を招いても堂々と主張する勇気を持っています。その情熱が、彼の文章に力強さと説得力をもたらしているのです。
このように、坪内祐三さんは知性、教養、情熱を兼ね備えた稀有な人物です。 かるめら
7月の講談社文芸文庫新刊
坪内祐三『『別れる理由』が気になって』
2024年5月14日 本の雑誌
色校がでました! 坪内祐三さんの四年半ぶりの新刊『日記から 50人、
50の「その時」』は6月下旬発売。毎日新聞の伝説の連載の書籍化で、夏
目漱石や三島由紀夫、植草甚一、木佐木勝、永井荷風など50人の日記から
縦横無尽に時代と人物をひも解きます。これぞ、坪内祐三!
2024年5月30日
ゾシア
マニアにはわかる、この書き方は坪内祐三の文に酷似している
坪内祐三は吉行淳之介を愛読していたので、しかも文体にかなり影響を受
けていたことがわかった
画像は吉行淳之介「靴のはなし」の一節
2024年5月31日
メクルーホンまさる
ざっと読んだくらいのものも含めると、私は坪内祐三の本をたぶん10冊
くらい読んでいると思うが、どれも面白くて、一冊一冊に全力投球してい
るのが伝わってきた
とくにいいと思ったものは、
『私の体を通り過ぎていった雑誌たち』
『アメリカ−村上春樹と江藤淳の帰還』
『文学を探せ』
(つづく)
2024年6月1日 urbansea
坪内祐三は飯沢匡「武器としての笑い」を《私の好む岩波新書青版900番
台の中でも特に好きな一冊だ》と「新書百冊」に書いているのだが、ブル
ーノート4000番台とか、ナンバリングを語る文化は今もあるのかしら。私
は別冊宝島100番台と文春新書700番台が好きなのだが。
2020年6月25日
平成の初頭、浪人生の身で、さて本でも読むかとなり、頼りにしたのが百
目鬼恭三郎と向井敏の書評集であった。
平成のなかば、無職の身で、さて時間がいくらでもあるから本でも読むか
となり、頼りにしたのが↓の文庫目録と、坪内祐三「文庫本を狙え!」で
あった。
今どきは、はたしてなんになるのか。
2022年12月28日
平尾隆弘が編集長のときの週刊文春で始まった連載、ぱっと思いつくとこ
ろで
高島俊男「お言葉ですが…」
堀井憲一郎「ホリイのずんずん調査」
坪内祐三「文庫本を狙え!」
近田春夫「考えるヒット」
があるが、雑誌やCDが量的なピークを迎える/迎えようとしている時期の
熱量とは無縁でないように略
2024年6月15日