川端康成総合スレ2@文学板
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女であること、なかなかボリュームがあるのでお盆休みに耽読&通読予定 みずうみを今読んでいる。
なんか面白いが、これって純文学か? 恥ずかしながら、24にして始めて雪国読んだんだけど、
冒頭から情景描写か凄まじくて驚いた
さすが日本を代表する名作だと感じた >>101
かなりの遅レスだけど、全面的に同意する
三島のいう美ってどこかゴテゴテしたとってつけたような感じがして悪趣味に感じる
日本的な美を本質的に理解できないから、武士道なんかに走って切腹したんだと思う みずうみってなんか怖ろしい小説だな。
これが傑作とはわからん。 川端語録
怠け者ですからね
まあ運がいいんでしょう。まあ拾いものみたいなもんですからね・・・
西洋じゅう歩いてて穴にでも落っこったんじゃない?
構成力(こうしぇいりょく)は有りませんねえ
まあしかし、僕のようなのが日本文学の代表だと思われるとこれは困るんですね、
それ困るな、一番
ドナルド キーンとの対話(『雪国』の冒頭の主語が曖昧。駒子が島村の部屋で
「帰るの」といったり、「帰らないわ」と言ったりする曖昧さについて)
曖昧さこそ日本的なんですよ。
曖昧さ。・・・余情とでも言うのかなあ。
曖昧であるからこそ逆に表情豊かに受け止められる力。
その可能性を私は信じたのです 『美しさと哀しみと』読んだ
よかった
うまく説明できないけど、この作品には特別な何かがある http://eiga.com/news/20160615/1/
いわば勝手に解釈した古都の続編だろう。パリでロケとか、何考えているんだか。
古都とは別物の映画。
映画そのものが面白ければ、それはそれで楽しめばいいんじゃないの。
そもそも、映画って時点で、文学作品とは別物なんだからね。
俳優についてあまり知らないけれど、所謂スターってのが最近はいない気がする。
うちのとなりのおねえちゃんみたいなのが多い。
記事では、モノにこだわっているって書いてあるけれど、
まずこだわるのは俳優の演技。 春には「古都」
夏には「みづうみ」
秋には「山の音」
冬には「舞姫」 マイナー至上主義でもないんだけど、「みづうみ」と「山の音」が個人的によかったですね 川端のウィキ、誰が書いたか知らないけれど、とってもよく書けていると思った。
ノーベル賞受賞のときの対象作品、雪國、古都、千羽鶴、は知っていたけれど、
水月、ほくろの手紙、は知らなかったな。
など、って書いてあるから、他にもあったかもしれないけど、どうだったんだろうね。 >>506
俺と好みが一緒で驚いた
川端自身ではあんまり褒めてないけど温泉宿っていう作品も好き
雪国もたまらん
だが禽獣は三島が代筆でもしたんじゃないかってくらい響かない
川端作品ってみずうみでいえば女性のあとつけていくとか片腕でいえば一部分だけで愛するとか山の音とかもそうだけど内的には極端に積極的なのに外的にはかなり奥手っていう他者との関わりの上での異常なギャップありきだとおもう 禽獣は三島の代筆では絶対にない。
三島の作家論で三島がその小説を語っている以上はな。 別に三島じゃなくてもいいけど、
いかにもそっち系の人が好みそうな感じ 川端は、少なくとも、寡作とは言えないだろう。
量があるから、読者によってそれぞれへの感想や評価は、当然まちまちだが、
それでも、十指の指差すところ、と言うものはあるわけで、
その点では、古都>雪國なんだろうと思う。
しかし、代表作をひとつ、と言われると、雪國を、少なくとも考えざるを得ない。
雪國のサブテキスト的な書物として、「北越雪譜」
歌舞伎十八番や黒髮などの知識…
と、知っていれば、なぜ川端がそう書いたのか、みたいな
周辺を嗅ぎ回る犬のような作業は、ある程度可能だろう。それをくだらないとは思っていない
けれど、雪國を読むのは、なんというか、感性の資格、みたいなものがあると思う。
おそらくこれは、僥倖の支配する、本当に単なるある感性で、人間の優劣みたいな
ものではないし、ハマる、と言うべきか、おたく、と言うか、まあちょっと表現はしにくいのだが、
それを持つ者にとっては、ある大きな感覚をよびさますものとして、雪國を捉えることができると思う。
それは作品に対する好悪とは、これまた違うと思うんだな。 雪国は冒頭さえ読めればあとは全部夜める
雪の冷えが下から迫ってくるとき鼻孔が冷たさを匂いと誤解するような冬の空気感まで伝わってくる 川端は戦後最後の大文豪。
俺が保証するぜ。
三島は軽い。その前の太宰はダサイ。
今の村上春樹もどうでもいい。 ボブ・ディランノーベル賞受賞おめでとう。
「ビートルズやボブ・ディランの歌詞にはたとえばラーキンやベッチマンの詩と並べて考えても
よいものもみられる。・・・ポピュラー・カルチャーに対する偏見にとらわれない態度は、大衆
という文化的マイノリティからの新しい視点を導入して、新しい文学史を書かせるかもしれない。」
(川崎寿彦『イギリス文学史』(成美堂)より) ↑誰もそんなこと言ってないのだが…
おまえ今後二度と絶対に来ないでくれないかな
空気読めない馬鹿は あまり下らないレスばかりしていると
夜枕元でサイコロを投げ続けるっぞ! 舞姫、初めて読んだけど傑作だなぁ。
社会的な背景を抑えて控えめに使ってるところが凄い。 新潮文庫の三島の解説がまた素晴らしい。
小説は好きじゃないけど批評家としての三島は最高。 >>525
どれだけ三島読んで好きじゃないとか云ってるんだ?
長編が読めないなら、先ずは短編でも読んでみろ
「憂國」は勿論のこと「橋づくし」とか最高だぞ 川端康成ノーベル賞受賞後の鼎談は何度見ても面白いな 遺作が無為徒食過ぎて、可哀想。双子の娼婦が痛々しい。これを読んで、綿矢金原は川端の打ち込んだ弾かと思った。娼婦じゃないけど 今、番組表見てて見つけたので一応書いとく
直前になってしまい役立たないだろうけど
NHK総合 12月3日(土)
午前5時40分〜午前5時50分
「川端康成(作家)」
日本人初のノーベル文学賞を1968年に受賞。受賞決定直後のインタビューの他、
1961年放送の番組から61歳の時の貴重なインタビュー映像も紹介する。
川端康成は、常にインタビューの中で、自分は「怠け者」であり、川端文学は
「怠け者の文学」であると語る。どんな時も決して力むことなく自然体で
創作を続けた川端の姿勢を示す言葉であろう。剣道で言えば一番強いタイプで、
無構えの構えと、三島由紀夫が解説する。
以上 たまたま早起きして書き込み見たから見られた
ありがとう
しかし10分は短いな 小説の映画化、アニメ化、演劇化などはすべて、小説とは別物、と思って楽しまないと、
あそこが違う、などと些細なことが気になって、鑑賞に身が入らないから気をつけよう(笑
洋画は小説とは違った面白みを感じることがあるけれど、邦画で小説より興味深いと思うものはあまりない。 音楽かあ…。ちょっとピンとこないな。歌舞伎や能、三味線に長唄、都々逸とか(笑
雪國とか山の音は、どちらかと言うと、sound of silence指向かも。 ■川端康成について
三島「川端さんの文章は、ある場合は睡眠薬が助けてくれるというのもありますけどね(笑)。
でも、ジャンプするのがすごいんですよ。怖いようなジャンプをするんですよ。僕、ああいう文章、書けないな。怖くて」 >>543
この感覚を最も味わえる作品は何ですか? 眠剤食いながらトリップして描いていたのは「古都」だな 「名人」の川端は凄いな。
囲碁は全然解らない俺でも引き込まれた この人は作家でなければ
変質者として逮捕されてたな。 一度もアルバイトも勤め人も商売人もやったことないんだよね
純粋に純文学者として生きられたのはすごい おまえは一体全体何が言いたいんだ?
こんなところで書くことは単純だ。基本は
1.読んだ本の題名
2.感想
中間小説的とか大衆文学作品
なんてことをお前が言うことに、何の意味があると言うのだ。
評論家の真似でもしているつもりか?!
雪国を読んだけれどつまらなかった、と言うほうがお前の二つのレスより遙かにマシだ。 眠れる美女を三読したが、やはりどこがいいのかわからなかった。
三島みてーな変態じゃないと共鳴できまい。
少なくとも女が読んで濡れましたなんて感想はねーだろ。 ぬれるのが好きならエロビデオにしとけ。それように書かれた娯楽小説もあるんだし。
わざわざわからんモンを3度も読む気がしれん(笑
最初の数ページ読んでがつん、とか、ぴーん、とかくるもんがなきゃ、ほかあたったほうがいい。
普通の男向き⇒雪國、古都、千羽鶴
短編好き⇒掌の小説
ちょっと変わってるものが好き⇒片腕
渋目好き⇒山の音
実験小説とか言われるもの⇒水晶幻想
ここでは有名どころ=名作と言われるもの、しか話題にならないけど、興味があったら全集。エグいのもあったりする。
それから、川端読むときには文章表現に着目して読むといい。
登場人物がなぜそういう行動をとるのか、ってのを考えるのも面白い。
雪國は今の形になるまでに10年かかってる。だから、いいところで切れていると思えるところは
時間の飛びがあるかもしれない。
古都はクスリ飮んで書いた新聞小説を、あとから手入れたもんだから、新聞とは最初の方はかなり違う。
でも、読んでできがいいと思うのは、やはり今のもの。
川端に関する評論は、長谷川泉や吉田精一ら、同時代を生きた諸氏のものが面白い。
最近じゃ、名前も知られていないだろうけど。
ちなみに、長谷川はビジネスマンと二足の草鞋をはいた人物、吉田は、サイデンスティッカが雪國の邦訳関連で
来日していたときに、昔のまともな東大で、彼を教えた人物。 日本語がロクに読めないんじゃ、川端読んでもつまらんだろうな。 川端はどれも読みやすい作品ばかりなのに
さも難しい高尚な文学のように崇め奉るなんて愚の骨頂だな(笑 川端康成の作品で美術品が話の中に出てくる作品を教えてください。
千羽鶴は読みました。 昼間 bs プレミアムで山の音の映画やってたけど原作に違わぬ名作だな 菊子はもっと線が細くて信吾も背の小さいイメージを持ってたから
二人の堂々とした体躯に驚いた。いい映画だよね。
同じ成瀬の「乙女ごころ三人姉妹」(原作は川端の浅草の姉妹)もおすすめする。
川端が可愛がってた梅村龍子(元カジノフォーリーの踊子)が三女役で出演してる。 普通に入手できないもの書いてんじゃねーよ このヴァケが! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています